さらば涙と言おう

「横浜移籍の江尻、涙の会見「実感がわかない」」(http://www.sanspo.com/baseball/news/100402/bse1004021909001-n1.htm

日本ハムから横浜へ交換トレードで移籍した江尻が2日、札幌ドームで記者会見した。「まだ実感がわかない」と声を詰まらせ「以前は執着しなかったが、今はファイターズのユニホームがいとおしく感じる」と涙ながらに話した。
自由獲得枠で2002年に入団し、8年を過ごした日本ハムへの愛着をにじませながらも、最後は「(今季の)横浜にとって僕が20人目の新戦力。大改革の中で少しでも力になりたい」と新天地での意気込みを口にした。


(写真:日本ハムから横浜にトレードが決まり、涙声で移籍会見する江尻=2日、札幌ドーム(撮影・高橋茂夫))

「「覚悟していた…」トレード移籍の江尻、号泣で別れ」(http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/04/03/22.html

トレードで横浜に移籍することが決まった日本ハム・江尻が札幌ドームで“サヨナラ会見”を行い、「(ファンの)皆さまの声援が僕を成長させてくれた。ファイターズOBとして横浜で頑張りたい」と号泣。
それでも昨季まで同僚だったスレッジ、稲田、坂元、松山が新天地に在籍しているとあり、最後には「2軍落ちの時点で立場的にトレードもあると覚悟していた。でも移籍先で5人が一緒になるなんて…」とナインからプレゼントされたサイン入りユニホーム姿で涙をぬぐった。


(写真:日本ハムでの思い出を語り、会見で涙をぬぐう江尻)

…読んでいて切なくなりました。
昨年末にベイスターズにトレードされた稲田直人が「ファイターズで骨をうずめたかった…」との言葉を残していたと聞いたときにも寂しかったのですが…。


勝手に思っていたのですが。
慎太郎は、あと何年か日本ハムで現役生活を過ごし、それを全うしたら、鎌ヶ谷で2軍投手コーチにでもなるんだ…と思っていました。
肘の手術をした慎太郎に対して、1年間全く働けなくなることを承知で2年契約を結んだのも、その伏線なのだ…と。


全ては、幻になってしまったのでしょうか…。


いや。
この先、ベイスターズで我々をギャフンと言わせる快投劇を見せた慎太郎が、それを勲章に古巣に「凱旋」する日だっていつか来るかもしれません。
いやいや、その活躍ぶりによってベイスターズが離してくれず、そのままベイスターズシーレックスに居残る…という線だって。


いつまでも悲しんでいても仕方ありません。
ベイスターズでの慎太郎の活躍を祈り続けて、今まで同様に熱い声援を送り続けたいと思います。
(1番地理的に近しい球団に来たわけだし)


そして。
入れ替わりでわがファイターズにやって来る「サイレントK」こと石井裕也投手も、慎太郎と同じぐらい応援したいと思います。


ありがとう、背番号27。


★★ハマでも合言葉は「江尻悩むな!」ですかね。人気blogランキング★★