どうした!!

ようやっと。
昨日、ダルビッシュで連敗をストップしたと思ったら。
今日は、ふがいない内容で完封負け。


あまり勝った負けた自体にはこだわりたくはないのですが(そうは言っても、ここまでの成績*1は大問題に違いはないのですが)。
それ以前の問題として、負け方があまりにもふがいなさすぎです。


チャンスにことごとく凡退する打者陣。
昨年とは真逆、全くつながらない打線に、危機感抱かずにはいられません。
よくやっていると思うのは、二岡、坪井の2人。賢介も数字だけなら及第点*2。稲葉に信二の3・4番のここ1番の不調っぷりは目を覆いたくなるばかりです。
結果、好機で得点を加えることができず、対戦相手を楽に勝たしめているのですから…。応援しているほうとしてはフラストレーションばかりがたまってしまいます。


昨年のリーグ制覇で。
慢心してしまった部分があるのかもしれません。
選手も、スタッフも、フロントも、そして我々ファンも。
もともとは「大きいのは打てないけれど、つないで確実にチャンスを活かしていく野球」こそが日本ハムの持ち味だったはずです。その原点を忘れてしまってはならないと思うのです。


何より歯がゆいのは。
こんな状態であるにもかかわらず、選手たちから覇気や闘志がまるで伝わってこない点です。


こんなチームが劣勢のときこそ。
気持ちを奮い立たせ、一丸となって戦うべく、誰かが音頭を取って檄を飛ばさなくてはならないのだと思うのです。
それができるはずの選手、本来なら金子誠がそういった役割を担うのでしょうが、彼はわき腹痛で現在鎌ヶ谷で調整中です。誰か他の選手――稲葉か賢介あたり――にそれを望みたいと強く思います。


神宮球場では。
今日1軍登録されたばかりの慎太郎が、いきなり横浜での初登板を果たし、8回を打者3人でピシャリと締めてみせました。
何か吹っ切れたような、いいときの慎太郎の姿がそこにありました。
ベンチに引き上げる慎太郎のもとに真っ先に駈けつけて抱きついたのが稲田直人と野中信吾*3だったのが印象的でした。


「…慎太郎にとっては、トレードに出されたことが結果的にプラスになったのかな」。
そう思わずにはいられませんでした。
そういえば、この試合で決勝打を放ったのはスレッジだとか。ファイターズにいたのはそんな昔のことではないのに、随分前のことのように錯覚してしまったものです。


ともあれ。
まだまだ序盤です。
今巻き返さないと、早くも「終戦ムード」になってしまいかねません。
それだけは御免です。
一層の奮励努力を期待せずにはいられません。


★★気持ちの伝わらない負けっぷりだけは断じて看過できません。人気blogランキング★★

*1:2勝8敗1分。勝率.200って…。

*2:ただ…賢介はここまでエラーが2つあるのは減点材料です。好守を誇った賢介に何が…と思わずにはいられません。

*3:彼は2002年ドラフト5巡目指名で日本ハムに入団した選手で、慎太郎とは「ドラフト同期生」に当たります。その後、2004年にトレードで横浜に移籍し、今日に至っています。