で、試合ですが…

0−12。
トンコロに負けました。


自分、東京時代から含めて、日本ハムの試合はもう20戦以上は見ていますが*1
生観戦して負けたの、生まれて初めてですよ。
まあ、負けるとしたら今日かな…という予感めいたものはなきにしもでしたが。なにしろ敵はエースを立ててきている試合ですから。


それにしても。
しょっぱいことこのうえない試合でした。
1塁側はみんなフラストレーション溜まりまくりでした。
あまりにふがいない試合内容に、1人「俺たち東京のファンはたまにしか見られないんだぞ! それでこれか!」とヤジ飛ばしたんですよ。みんなでそれに対してウンウン頷いてしまいました。


とにかく。
ソフトバンクの攻撃時間は長く。
対して、日本ハムの攻撃時間はあっちゅー間。
まあ…杉内投手の出来は素晴らしかったですからね。負けたこと自体は仕方ないかとは思うのですが。


ですが!
この日出てきた投手たちには、みんな猛省を促さずにはいられません。
まあなんとか及第点を与えられるのは、3番手に出てきて2回を0点に抑えた加藤武治くらい。その加藤も制球定まらなかったですからね。結果として0点に抑えただけで。
まず先発の矢貫。初回の1点はまあ仕方ないとしても、5回の3点はいただけません。「2ストライクまで持ってきて、勝負に来た球が甘く入って打たれる」パターンで自滅してしまいました。与四球5が示すように、制球が全然だったのが全て。次回登板までに修正してもらいたいものです。
2番手の谷元は論外。2アウトから1四球挟んで5連打、とどめが松中信彦選手に3ラン打たれて6失点。完全に試合をブチ壊してしまいました。やはり球が狙うところに決まっていかないからこうなっちゃうんでしょうね。矢貫以上に勝負球が甘く入って、それをことごとく打たれた印象です。「鎌ヶ谷に行け!」と内心毒づいていたら…本当に抹消ですね。むべなるかな。
4番手のウルフ、ホントに直球しかないんですね。その直球を狙いすまされて連打浴びて2点追加されてしまいました。直球速いのは認めますが、このままの投球内容だと…来年以降は厳しい感じがしました。


結局。
この日は、記憶が確かならば、3塁も踏めない完敗でした。
もちろん、チキチキバンバンは1回もなし。
代打で信二が出てきたときは盛り上がりましたが、そのときはまさか翌日に「信二、内耳震盪で入院、抹消へ」なんて展開が待っているなんて想像だにしませんでした。


なにより。
自分が1番憤慨したのは。
「ベンチが早々にこの日の試合を投げてしまっている」と思わずにはいられない采配を繰り返していた点です。
5回表に矢貫を早めに替えずに投げさせ続けたり、6回の谷元に対して早々に手を打たなかったり。とどめに稲葉をあっさりと引っ込めてしまったり。
いかに杉内投手の出来が素晴らしかったからといって、「…投げてない?」と見に来たファンに思わせるような采配は失礼だと思うのです。チームにとっては1/144の試合でも、我々チケット買って見に来たファンにとっては一期一会の試合ですし。
長いシーズンを考えたときに、いわゆる「捨て試合」にせざるをしない試合が出てくるのは仕方のないことだとは分かっているのですが…それでもこう、必死な姿勢だけは見せてほしかったです。選手たちは頑張っていたとは思うのですが。


…とまあ。
ここまでさんざんグチってきましたが。
一転、今日は目の覚めるような快勝。
頑張って投げていた八木に白星ついて本当によかったです。
打線も「…昨日の沈黙はなんだったの?」と言いたくなるような集中打でしたし。


今日の勝利で。
チームはオリックスを逆転して4位に浮上しました。
信二の状態だけが心配ですが、チームの状態は(昨日を除けば)上向きのままですし、今後も追い上げに期待したいと思います。


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*1:なにしろ、小学3年生のときに初めて見た試合の対戦相手が「阪急ブレーブスだった…というくらいのファン歴ですから。エヘンエヘン。