それは…突然やってきた。
来週の打ち合わせに使う資料をExcelでパチパチしている最中でした。
14時46分を少し回ったタイミングで。
突然、激しい横揺れに襲われました。
今まで生きてきたなかで。
経験したことのない、大きな揺れでした。
かねてから、社屋の耐震性には相当問題ありと言われていただけに。
「…もしかしたら、自分の人生まもなく終焉を迎えるかも」と一瞬思わずにはいられませんでした。
1〜2分ほど揺れに身を任せていたでしょうか(ヘルメットだけはかぶりましたが…)。
Yahoo!にアクセスし、地震の被害状況を確認すると…。
宮城県北部で震度7!
これは大変なことになったと思いました。
危険性が高い社屋から安全な場所に避難し。
とりあえずの身の安全は保たれました。
職務上。
自分は、災害が発生すると、会社に残り業務に従事し続けなければなりません。
(昨日のエントリにあるように、妻は帰宅させてもらえましたが…)
いつもの社屋ではなく、建設が新しく比較的安全なほうの社屋で仕事に当たっていたのですが。
NHKのニュースの映像が、次から次へと飛び込んできました。
押し寄せる大津波。
津波でほぼ壊滅状態になってしまった集落。
気仙沼市で起こった激しい火災。
…言葉を失う映像でした。
断続的に鳴り響く緊急地震速報のチャイムで。
結局、15分ほどウトウトしただけで、ほぼ一睡もできませんでした。
午前7時に「自宅待機」に切り替えになり。
慎重に慎重に車で帰宅。
無事であることは確認していたのですが。
妻と娘の顔を見たら、心底ホッとしました。
一休みしようと思ったのですが。
気が張っているのか、結局昼過ぎまで眠ることはできませんでした。
宮城、岩手、福島をはじめとする、大きな被害を受けた地方の皆さんのことを思うと…胸が張り裂けそうになります。
被害に遭われた方へお見舞い申し上げるとともに、不幸にして亡くなられてしまった方々のご冥福を祈らずにはいられません。
自宅や職場がある神奈川県湘南地方は。
けっこうな揺れは感じたものの、被害は軽微なもので(藤沢市では亡くなった方も出たようですが…)。
ライフラインも断たれてはいません。
ただ。
これがもし相模湾で起こった地震だったとしたら…。
いつ来るかわからない「そのとき」のことは、常に警戒しなくてはならないのだ…と改めて思いを強くしました。
今日は娘を「アンパンマンショー」に連れていく予定だったのですが。
ショーは中止になってしまいました。
楽しみにしていた娘、ちょっとかわいそうでした。
娘はチビなりに今回のただならぬ気配を理解しているのでしょうか。
やや精神的に不安定になっています。
わけもなく泣き出したりとか。
うんとケアしてやろうと思います。
被災地で避難されている方々の映像とか見ていて。
娘と同じくらいの女の子が不安そうにしている姿を見ると、泣きそうになってしまいます。
繰り返しになりますが。
今回の地震で被害に遭われた方へ心からお見舞い申し上げます。
まだまだたいへんな状況が続くのでしょうが、どうぞ心身ともにお大事になさってください。
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