愛と栄光への日々

…乱暴に聞えるかもしれませんが、誤解を恐れずあえて言います。
「…メチャクチャなレースだったなあ」って。


出たり入ったりで、あまりにも忙しい展開。
稍重だったことを差し引いても、勝ち時計3分20秒6という超スローペース。
そして、そのスローに負けて引っ掛かるウマのなんと多かったことか。


それでも。
それらのファクターは、勝ち馬ヒルノダムールの栄光に何ら傷をつけるものではないはずです。
「勝ったウマが強い」の一言で全て語り尽くせるはずです。
ピシッと折り合って、直線向いたところで鋭く伸びていったこのウマ。力のあることを証明して見せました。そして、折り合いをキチンとつけられる鞍上はやはり大したものです。デヴュー以来このウマに惚れこんで勝敗を共にし続けてきた藤田伸二としても、ようやく報われた瞬間だったのではないでしょうか。
惜しくも2着に敗れたエイシンフラッシュ、このウマもまた、ゴチャゴチャなレース展開の中でじっと我慢して自分のペースで走り続けることができたことが好走の最大の原因だったと思います。こちらも名手内田博幸の好パフォーマンスだったと言えるでょう。
ナムラクレセントは勝負に出ましたね。2周目の向正面で先頭を奪い、ロングスパート。イチかバチかの賭けだったのかもしれませんが、結果3着に残ることができたのだからまずはよしでしょう。
他方、トゥザグローリーローズキングダムは「…引っ掛かってるよ」と思わず口に突いてしまわずにはいられない、痛恨のレースだったと思います。乱ペースの餌食になったとはいえ、これじゃ終いの脚が残っていようはずもありません。「距離の壁」については…このレース展開じゃなんとも言えないでしょうねえ。


(仮想の)馬券勝負ですが、連勝ならずでした。今回は仕方ないですかね。ただ…馬連だったら的中だったのですから、欲の皮突っ張らかして3連単にしなきゃよかったと思います(…と、何度同じセリフをここで言っていることやら(苦笑))。来週もまた混戦必至なので、よくよく考えて買い目を構築したいと思っています。


★★片目開いて安心したわけではないのですが…。人気blogランキング★★