児玉さん…

『アタック25』のことは友人たちを筆頭に大勢書いているので。
日本史マニアでもある自分は、まずは別の目線から。

大河ドラマで、いろいろ渋い演技を見せてくださってありがとうございました。
『武田信玄』での飯富虎昌役、『太平記』での金沢貞顕役が特に印象に残っています。
最近では『龍馬伝』での坂本八平役。まさかこれが最後の出演作品になるなんて思いもしませんでした。

日本史に惹かれるようになった幼い頃。
大河ドラマで児玉さんの姿を見つけると「アタックの人だ！」と嬉しかったのを今でも覚えています。

育児も一段落して、少しずつではありますがクイズ屋としての活動を再開し始めた自分は。
「…もう少しリハビリしてから３勝目を目指すかな」と思っていたのですが。
もう永遠にお目にかかる機会はなくなってしまいましたね。

１度出させていただくことも難しいあの番組に。
２度も出させていただいて、そのどちらも勝利を収めることができました。
そのことは、自分の誇りです。

みんなが書いているとおり。
２度の収録の際に、とても細やかに気を遣っていただきました。
「本当の紳士とはこういうものなのだ」と感心させられっぱなしでした。

逸見政孝さんもそうでしたが。
児玉さんのことを思い出したとき、嫌な思い出は１つもありません。
どれもこれも、宝物のように大切な思い出ばかりです。

過去を振り返ることはよしとしない自分ですが。
今夜ばかりは、２度の貴方との思い出に浸りつつ眠ることにしたいと思います。

どうか今はゆっくりお休みください。
いつか自分がそちらに行ったら、また自分の勝負の司会をお願いできればと思っています。

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