若き匠たちへ
…まさか3歳馬がこの時期に古馬を完封して勝つなんて。
安田記念の出走条件が1996年に「3歳以上」に戻されてからは初めて*1、過去の歴史を紐解いていくと…1952年スウヰイスー以来実に59年ぶり(!)の快挙らしいです*2。6月施行になってからはもちろん初めて。1勝馬の古馬GI制覇も初めて…と初めてづくしの安田記念となりました。
リアルインパクトが状態よさそうだったのは分かってはいましたし、朝日杯フューチュリティステークスやNHKマイルカップの2着でマイルは向いていることも重々承知はしていました。でも…勝つまでの考えには至りませんでした。まあ仕方ないです。
最大の勝因は…積極的なレース運びだったのでしょうかね。公営大井の戸崎圭太騎手、天晴でした。
一方のアパパネ、全くの結果論ですが、やはり「ヴィクトリアマイル激走の疲れが想像以上にデカかった」というのが大きかったのでしょう。直線向いてからまるで伸びなかったですし。今回は仕方なかったところですか。秋のエリザベス女王杯が最大目標になりそうです。立て直しに期待…ですかね。
ストロングリターンは惜しかった。鋭い脚で同厩の後輩をクビ差まで追い詰めましたが、1歩及びませんでした。まあ…4kgの斤量差もありましたし。GIでの2着、力をつけてきていることだけは間違いないようです。
もったいなかったのはスマイルジャックです。出走18頭最速となる33秒7の脚で追い込んだものの、それまで。コース取りが全てだったように思います。あれだけ外回しちゃ…。東京コースが向いていそうなので、天皇賞・秋でも狙えそうです。
(仮想の)馬券勝負ですが…うーん、今回も「仕方なかった」とは思うんですけどねえ。ただ、「アパパネを切る」度胸があってもよかったかもしれません。ワイドで勝負したら1−3の1,580円が拾えただけにちょっともったいなかったかなあ。
いまだ「1勝馬」状態の自分ですが、宝塚記念は全てを吹き飛ばす快勝見せたいと思っています。
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