あなたに会えてよかった
一言で言うと、前日予想のエントリでも書いた「ここと決めて勝負打つときの佐藤哲三」だったのでしょう。もちろん、アーネストリーも１つ叩いて素晴らしい出来だったのがまず第一義ですが、ウマの持ち味や才能を活かす乗り方という観点で考えたとき、そして、大舞台で乾坤一擲の勝負を打つ能力を考えたとき、佐藤哲三という騎手の持つファクターがそれを大きくサポートしたのではないでしょうか。タップダンスシチーやエスポワールシチーでの勝負を思い出させる快勝劇でした。これは天晴の一言。
さてブエナ。予想通りの結末でした。最後の脚はとてつもなくスゴいものだったんですけどね。あれじゃ「２番手を気持ちよく進み早め先頭」のアーネストリーは捉えられないですよね。
ブエナの負けパターンって「最後に物凄い脚を使って追い込んで来るけど１頭前にいた」というパターンが多いような気がします。岩田康誠の乗り方が間違っていたとはいいません。あれがブエナのスタイルなのでしょう。ただ…あくまで個人的な意見であると前置きしたうえで言わせていただきますが、自分は中段やや前のレースを覚えさせようとしていたノリのやり方は正しかったんじゃないかなと思っています。追い込み一辺倒じゃこういう結末が多くなることもありますし。チャカチャカ主戦をスイッチするんじゃなくて、ノリにずっと主戦を任せていたら、ブエナはさらに強くなってとてつもない記録を打ち立てた可能性もあるのかなあ…って。あくまでもただの競馬好きが語る「If」の話ですよ。
エイシンフラッシュ、こちらも乗り方は決して間違っていなかったと思うんですけどねえ。「安藤勝己クラスタ」も出なかったですし。ただ、レースのペースが若干不向きでしたかねえ。１度も息が入るところないレコード決着でしたし。
（仮想の）馬券勝負ですが…。
久しぶりの爆勝でした。馬連、３連単ともに仕留めましたし。「あわや◎○▲的中」といったところでした（◎と▲を迷った末に入れ替えたのは残念！）。久々に完璧に決めたかったのですが（←欲張りすぎ）。
「エイシンフラッシュ◎なのにブエナ中心のこの買い目は反則」と言われてしまうかもしれませんが、これはこれで「ブエナ２着！」の決め打ちの結果だったということでご寛恕ください。おかげさまで、皐月賞以来の勝利、最終戦でようやっと両目が開きました。
春決算。最終成績の２勝９敗は昨春と一緒ですが、収支は35,870円の赤字と、赤字とはいえ昨年の1/3程度の負け幅に抑えることができました（いやしかし昨年がヒドすぎたのですが…）。安田記念までは114,990円の赤字だったので、今回の宝塚記念の79,120円の黒字がリカヴァリーに大貢献してくれましたねえ。
昨年から言い続けているように、予想の基本ラインは決して悪くないのだと思います。◎○の両方とも連に絡まなかったのは11戦中僅かに２戦だけですし*1。だからこそ、散々言っていることですが「最後の最後での買い目の工夫」が求められるところです。昨年から言い続けているのに進歩がありません。猛省。
昨秋は春に輪をかけて惨憺たる結果に終わったので、自分も充電して二の轍を踏まないようにしたいです。
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