大化の改新、その後

6月12日に「日本史」カテゴリで書かせていただいた「大化の改新」についての話(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20050612#p2)の後日談です。


今本棚見渡してみたら、偶然私が高校生の頃に使っていた山川出版社『詳説日本史 改訂版』*1がありました。
編者のラインナップが現代と全然違うので*2両者を一概に比べることはできないかもしれませんが、驚きました。
乙巳の変」という単語は当時の教科書には掲載されていませんでした。


日本書紀』や『大織冠伝』には普通に載っている言葉みたいですけど、教育現場に復活したのはいつ頃のことなんでしょうかね? これまた、有識者の方のご教示を仰ぎたいところです。


山川の『日本史B用語集』では頻度いくつぐらいなんだろ、「乙巳の変」って? 人気blogランキング

*1:日本史B」でなくて「日本史」というところに時代を感じて泣けてきます。ちなみに、うちの高校では自由書房の『新日本史』が指定の教科書だったのですが、自宅ではシカトして山川使ってました。日本史マニアの鑑。

*2:有名なところでは、学習院大学名誉教授の児玉幸多氏とか。これまたマニア心をくすぐらずにはいられないご尊名です。