あなたと越えたい天城越え

予告通り、行ってまいりましたです、伊豆に。
天気がよくて何よりでした。絶好のドライヴ日和。


まずは浄蓮の滝を見学。

思っていたよりもずっとずっと大きな滝でした。「滝に打たれて修業」なんてとてもできそうもない滝。

石川さゆりの『天城越え』の歌碑がありました。よく見えないかもしれませんが、碑上段の肖像画石川さゆり。似ているかどうかは…微妙。


今回湯治先としてチョイスしたのは、湯ヶ島温泉の「湯本館」という老舗旅館。どれぐらい老舗かというと、大正時代に川端康成がここで『伊豆の踊子』を執筆した…というぐらいの老舗です。
800円でビジターも入浴可。男風呂自分1人だったので、広い広い大浴場をひとり占め状態。「大浴場で背泳ぎ」しても誰にも咎められないような状況でした*1
温泉の湯が軟らかくて無臭だったので「…ホントに効き目あるの?」と一瞬疑ってみたりもしましたが、フロ上がってから効果てき面。1日中肌がスベスベでした。これだから温泉はやめられません。
川端康成が執筆に使っていた部屋も特別に見せてもらいました。こういうときには、自分が国文科出身だということを思い出さずにはいられません*2


帰り道に韮山まで足を伸ばして*3反射炉とか見てきました。

ま、実際に見てみりゃなんてことはないんですけど…日本史マニアの血が騒がずにはいられません。


結論。やっぱ温泉はいいです。できれ月1ペースで行きたいものです。疲れを取るためにも、美肌を保つためにも*4


でも、混浴経験はないんです。人気blogランキング

*1:もちろん実際にはしていませんし、よい子は決して真似してはいけません。見苦しいことこのうえないです。特に…のあたりが(笑)。

*2:とはいえ、実は私、カミングアウトすると、川端康成の作品って…1冊も読んだことありません。どうした国文科出身。

*3:韮山町は、平成17年4月1日、伊豆長岡町、大仁町と合併して「伊豆の国市」となりました。「伊豆市」という市も別にあるし(湯ヶ島温泉がある天城湯ヶ島町も合併により伊豆市になったとのことです)、紛らわしいことこのうえありません。そもそも、「伊豆の国」って市の名前…どうなんだろ、ネーミングセンス的に。

*4:もっとも、男である身としては、美肌を保ったところでムダ以外の何物でもない。