あなたと飲みたい酒がある。

Chattertonさんとこでも語られていましたが、アサヒビールから「『一度で良いから、お酒を飲み交わしたい歴史上の人物は?』調査を実施」というリリースがありました(http://www.asahibeer.co.jp/news/2005/0909.html)。


1位は坂本龍馬だとか。やはり根強い人気です。まあ確かに龍馬と飲む酒は楽しそうですね。
2位の織田信長は微妙。酒の勢いでいらんこと言ったらソッコーで斬られそう。3位の聖徳太子は10人のヨタ話全部記憶して帰りそうでやっぱ微妙です。


さて、1位が幕末を代表する人物(と言っても過言ではない)坂本龍馬とあっては、佐幕派贔屓の私も黙ってはいられません。
というわけで、誰に頼まれたわけでもないのに、ムリヤリやってみようと思います。
題して「新撰組、このヒトと飲んだらこんな酒」。

  • 近藤勇:よくも悪くも純朴そのもので一本気な彼と飲んでも、実のところあまり面白くはないだろうなあ…というのが私の第1印象です。けっこう時勢を熱く語っちゃいそうなタイプですしね。でも、パッションの人だけあって、盃が進んで感極まると涙流してしまいそうな予感も。例の「拳を口の中に出し入れするパフォーマンス」もぜひぜひ見てみたいところです。
  • 土方歳三:あまり酒が好きそうなイメージの人ではないですね。終始手酌で、1人でムスッとしながら飲んでいる絵が浮かびます。そもそも、ごくごく気を許した人だけしか酒席に同席許されないんじゃないでしょうね。1番一緒に飲んでみたい人ではありますが、あくまで「ちょっと離れたところからじっと見つめる」しかできなさそうです。
  • 沖田総司:「始終冗談ばかリ言っていた人でした」という証言が残っている彼、やはり飲みの席でも楽しい人だったんでしょうね。彼がいるだけで、その飲み会全体が盛り上がるような。宴会芸なんかは一切必要ない、ただそばで話をしてくれるだけでいい。そんな印象です。そういう点では、個人的には藤原竜也くんともイメージ重なるところです。
  • 山南敬助:すごく気を遣ってくれる人なんじゃないかな、って気がします。酒の席ですら。何面白いこと話すわけでもないんだけど、またこの人と飲みたいなって思わせるような人だったのかなって。ただ、やはり時勢を語ると止まらなくなりそうな予感も併せ持つ人ですね。大河ドラマ新選組!』でも宴席で女性に時勢を語ってウザがられて逃げられた場面ありましたよね(笑)。
  • 原田左之助:大河で山本太郎さんが演じた左之助は底抜けに明るい人でしたが、私の個人的なイメージでは左之助はかなり酒癖悪そう。酔いが回ってくると絡まれたりドヤされたりドツかれたり切腹の傷跡見せられたり…と収拾つかなくなることが予想されます。私の先入観強すぎるのでしょうか? 実は左之助はけっこう好きなキャラクターの1人なんですけど。
  • 井上源三郎:黙々と空いてるお皿やビール瓶片付けたり、ツブれた人を介抱したりしている絵しか想像つきません。私の中での源さんはもう完璧にそういうキャラクターでインスパイヤされてしまいました。これって、源さんのイメージというよりは、小林隆さんのイメージなんでしょうかね?
  • 藤堂平助:勝手なイメージなんですけど、「誰よりも先にパカパカ飲んですぐにツブれる」「飲み会のたびにツブれてる」イメージあるんですよね。なんてったって「魁先生」ですからね。これが大河で中村勘太郎くん演じた平助だと「サークルで4年生になってもコンパの席で使いっぱやらされてるような人」のイメージにすり替わっちゃうんですけど。
  • 永倉新八:平助とは対照的に「いくら飲んでもツブれない」「始終平静」という勝手なイメージあります。あと、飲み会の様子を隅から隅まで観察して、それを全て覚えているようなタイプ。一瞬「芸達者かな…」とチラリと思ったりもしたのですが、それは間違いなく、新八のイメージではなく、新八を演じていたぐっさんのイメージなんでしょうね。
  • 斎藤一:「酒を飲むと人を斬りたくなる人だった」と言われている斎藤。新撰組の主要メンバーのなかでは1番ミステリアスな感じ漂う人です。できることなら酒席ではご一緒したくない、そんな人です。もっとも、大河でオダギリジョー演じた斎藤なら話は別、ウエルカムですよ。全然「弾む会話も弾まない」でしょうけど(笑)。


…うーん、かなり大河の『新選組!』に毒されているなあ。特に後半部。見てなかった方には申し訳なかったです。
あくまで私個人の勝手なイメージですので、よろしくご了承ください。


そんな私は酔うと電話魔になるらしい。最悪。人気blogランキング