あまりに低レヴェル

表題の「和気清麻呂、大隈国に流刑」についてちょこっとだけ書きます。


まずは、過去に作った問題から。

769年に起こった「宇佐八幡宮神託事件*1の結果、称徳天皇の怒りを買った和気清麻呂は、名前を改名させられたうえで大隅国に流されています。さて、このとき改名させられた名前は何でしょう?

すぐ回答。
正解は、
別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)」*2です。


…「清麻呂」だから「穢麻呂」なんて。
子どものケンカじゃないんだから…。


和気清麻呂は、翌年の宝亀元年(770年)に称徳天皇崩御し、弓削道鏡が失脚すると、許されて大隈国から戻されたそうです。
当然、名前も元の名前に復したということです。


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*1:弓削道鏡皇位につければ天下泰平である」という宇佐八幡宮の神託の真偽を確認しに行った和気清麻呂が「わが国では君臣の分が決まっている。皇位は必ず皇族が継ぐべし」という神託を聞いたと奏上し、称徳天皇道鏡の怒りを買ったという事件。

*2:「穢麻呂」は「けがれまろ」と読んだいう説もあります。