忠臣蔵おかわり。

昨日のエントリの続編です。


かつて、両国に出かけ、吉良邸跡を見学したことがあります。今ではその北側のごくごく一部が「本所松坂町公園」という名前の公園になっていて*1、そこには「首洗い井戸」とか供養塔とかがあるのです(参考URL:http://www.shitamachi.net/joho/0106-3201.htm)。
その公園で、近所で買った「吉良まんじゅう」(←ありがち…)を食しながら、もろもろ見学しました。当時の屋敷見取図に「上野死骸」という文字があるのを見つけ、その辺り(今では交差点になっています)まで歩いて出掛け確認しました。当然、死骸の位置を指し示すチョークの跡なんて「あるわけなし」でした(笑)。
吉良邸は、討ち入りの後に吉良家が改易されたのに伴い、幕府によって没収され、破却されたようです。その後も、縁起が悪いと考えられたせいか、その地を誰も屋敷とすることはなかったようです*2。その後、昭和9年に地元の有志によってその一部が購入され、公園として整備されて現在に至るのだそうです。


少々余談になるのですが、この公園、回向院に程近かったので、足を伸ばして回向院にも向かいました。鼠小僧の墓があることでもお馴染みの場所ですよね。早速参詣しました。「墓石を削っていくとギャンブルのお守りになる」という言い伝えがあるので、GI戦線の馬券勝負に日々身を投じる私としても「いただいていこうか…」と思ったものの、断念。嗚呼、そんときもらっておけば今頃は…*3
回向院には、ペット慰霊用の卒塔婆がわんさと立っている場所もありました。「愛犬霊位」「愛猫霊位」と書いてある卒塔婆が大多数でしたが、それに混じって「愛シマリス霊位」「愛プレーリードッグ霊位」なんてのもありました。え、プレーリードッグ? どこのうちで飼ってたの? ていうか、自宅で飼えるの、プレーリードッグ? 謎が尽きないまま回向院を後にしたのをよく覚えています。


「ありがち」と書きはしましたが、「吉良まんじゅう」はけっこう美味でしたよ。人気blogランキング

*1:こういう名前ですが、住所は「墨田区両国3-13-9」です。江戸時代にこのあたりが「本所松坂町」と呼ばれていたのにちなむネーミングだそうです。

*2:このあたり、あやふやな記憶をもとに執筆しています。事実誤認がありましたらご指摘歓迎いたします。

*3:負けイヌの遠吠え。