なんかかわいらしいような気も…
さてみなさん。
表題の没年に注目してください。
「明暦3年・1657年」と聞いて。
何か思い出されませんか?
そうです。
この5日前の明暦3年(1657年)1月18日。
かの有名な「明暦の大火」が起こっています。
この大火で。
羅山の神田の自宅は、全て灰燼と化しました。
彼の莫大な量の蔵書もまた、そのほとんどが燃えてしまったといいます。
一説によると。
羅山は、蔵書のほとんどが燃えてしまったのがショックで、落ち込んだ挙句。
5日後に亡くなってしまったのだそうです。
享年75歳。その老いの身にはさぞや堪えたのでしょうか。