山南編の合間の小ネタ。

表題には採用しませんでしたが。
本日は。
日本書紀』によると、履中天皇崩御した日だそうです*1
履中天皇6年」が西暦で何年に当たるのか、がイマイチ自分の中で整理し切れなかったので、表題として使用することを断念したのですが*2


その『日本書紀』に。
こんな記述がありました。

三月壬午朔丙申、天皇玉体不悆*3、水土不調。崩于稚櫻宮。時年七十。


…分かりづらいので、現代語訳を掲載します(『全現代語訳 日本書紀』(宇治谷孟講談社学術文庫)より)。

三月十五日、天皇は病気になられて、身体の不調から臭みが増してきた。稚桜宮で崩御された。年七十。

…なんとまあ。


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*1:古事記』には「壬申の年(432年か?)の正月三日に崩(かむざ)りき」とあります。3月15日ではない、わけですね。

*2:Wikipedia履中天皇の項(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%A5%E4%B8%AD%E5%A4%A9%E7%9A%87)や、「今日は何の日〜毎日が記念日〜」というHPの3月15日の項(http://www.nannohi.jp/03/15.html)では、いずれも「405年」説を採っています。『日本書紀』に記述されている干支によるものと思われますが、これとて妄信は禁物だと個人的には思わずにはいられません。現に『古事記』では「432年」とおぼしき年が崩年として記されているのですから。

*3:すみません、携帯から見たらバケてました、この字。【余+心】です。上半分が「余」、下半分が「心」です。