かと言ってホントに「あって四十八癖」だったらタイヘンだ。

「なくて七癖」とはよく言ったもので。
人には、それぞれ自分で気づかぬ癖がいくつかあるものです。


かく言う自分も、いくつか癖があるのですが。
その1つに。
「考えごとをしながら、無精ヒゲを抜く癖」というのがあります。


ところが。
この癖。
さる歴史上の人物の癖と、全く同じなのです。


誰あろう。
大岡越前守忠相その人です。


大岡忠相は。
考えごとをしたり、評決を考えるときに、無精ヒゲを毛抜きで引っこ抜きながら考える癖があったようで。
大岡家には今でも、忠相愛用と伝えられる、20cm以上の巨大な毛抜きが伝えられているとのことです*1


★★そういえば「いつか大岡忠相ネタを」と書いておいて今日までずっと語っていなかった。まだまだネタありまっせ。人気blogランキング★★

*1:Wikipediaにも「穂積陳重の『板倉の茶臼、大岡の鑷』(「法窓夜話」所載)には、大正4年の江戸博覧会で大岡忠相の遺品の毛抜き(鑷)を見たことが書かれている。それによると大きなもので7寸、小さいものでも3寸の大きさで、穂積の時代のものより数倍の大きさだったという」という記述がありました(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E6%8A%9C%E3%81%8D)。おそらく、この巨大な毛抜きのことではないかと思います。