どこまで続くぬかるみぞ

馬券勝負は大幅赤字で幕。まあしょうがないですよ。フサイチパンドラはホントに少しだけ押さえただけですから。如何に41.8倍の配当がついても、100円しか買っていなければ赤字ですって。
勝ったカワカミプリンセスは強かったですね。折り合いがキチンとついていたのと、早めスパートの作戦がドンピシャだったのでしょう。本田優騎手の好騎乗だったと思います。
フサイチパンドラ、まともに走りさえすれば、これぐらいのレースはできるウマです。これまた初騎乗の福永祐一騎手がうまくなだめつつ乗っていたのに尽きるかと思います。
キストゥヘヴンとアドマイヤキッスは、結果論ですがともに距離が微妙に長かったのではないでしょうか。それとも、良発表ではあったものの渋っていた馬場に持ち味殺されたのか。いずれにしても、秋の巻き返しに期待です。
アサヒライジングはよく粘っていたと思いますが…何か１つ足りない印象です。この先ＧIでも堅実に着は拾えるでしょうし、ＧIIやＧIIIならサックリ勝てるとは思いますが、「ＧIで勝つ」となると…もう１パンチプラスで欲しいように思えてなりません。まあ、無事に夏を越えてくれれば。

最後に。
昨日も速報で触れた、コイウタについて。
今回はレース途中でウマを止めた横山典弘騎手の判断を最大限に称えたいと思います。怪我自体は大したことなかったようで、「予後不良」という最悪の事態は免れることができました。英断だったと思います。この先将来のあるウマですし、牝馬ですから将来繁殖に上げる期待も持たれるところですし。ＧIでこれだけ人気になっているウマを止めるのはさぞや勇気がいったことと推察します。横山典弘騎手、素晴らしかったです。もう口が裂けても「バカノリ」なんて言いません（笑）。
府中の森３コーナー過ぎの悪夢といえば、あの1998年11月１日のことを今でも忘れることができません。「原因は分からないんじゃない、ないんだ」という武豊騎手の悲痛なコメントを。あの日のサイレンススズカのような悲劇をコイウタが襲わなかったことを心から喜びたいと思います。今後も全ての競走馬が無事であるよう祈りつつ。

さて今週はいよいよ日本ダービーです。残る勝負はあと３戦。…せめて片目ぐらい開かないもんですかね？

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