チュキチュキ、チャムチョン

表題はよしだみほさんのエッセイからパクりました。「元祖チャムチョン」のサムソンビッグ筑波大学馬術部で乗馬として余生を送っているらしいですね。


メイショウサムソンが堂々とした走りで2冠馬の栄光に輝きました。4コーナー回った段階で「あ、メイショウサムソン勝ったわ」と声が出るぐらいの、完璧な勝負内容でした。
どんなレース展開でも自分で競馬を作って勝つことができる、それがメイショウサムソンの強さです。ちぎって勝つわけではないけれど、レース終了後に「…強いなあ」と唸らされるような強さ。ディープインパクトとは違った種類のスーパーホースです。同じ父を持つテイエムオペラオーに近いものを感じます。とにかく、無事に夏を越して、2年連続…を期待せずにはいられません。


皐月賞終了時点から、その力強い勝利を見せつけられたので「ダービーではメイショウサムソン◎」と決めていました。
でもって、ずーっとこのウマを追いかけてきたのですが…。


なんか。
ほわっとした、つかみどころがないウマなんですよねえ…。
ダービー出走直前の輪乗りの最中も、イレ込むでもなく、ただのほほんとクルクル回っているだけ。
言ってみれば、「癒し系ホース」。
イチコロで、このウマのファンになってしまいましたよ。


こんな写真も、実になごみます。
「タオルで遊ぶメイショウサムソン」(http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060526-37046.html)。

「シャワーを浴びるメイショウサムソン。左はマルカシェンク」(http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060528-37983.html


クラシック2冠に輝いた強いウマなのに。
性格はかあいいウマのようです。
(隣でシャワーを待つ同厩のマルカシェンクが「…早くしろよ」と言わんばかりのたたずまいなのも実に微笑ましい)


★★好きなウマって…ステイゴールド以来かな。人気blogランキング★★