あまい果実

この前の日曜日は、さるサークルに顔を出させていただいて、実に久しぶりに遊んできたのですが。
帰りの電車の時間があったので焦って会場を後にしたら。
ペンケースを忘れてきてしまいました。
サークルの代表の方にその旨伝えたのですが、現在のところ行方知れずのまま。
自分の不注意が悔やまれてなりません。


そのペンケース。
自分が塾講師のアルバイトをしていたとき。
春期講習でちょこっとだけ教えていた当時小学生の生徒たちが、講習の最終日にみんなでプレゼントしてくれたものでした。
小学生の小遣いなんてなけなしのはずなのに、娘っ子たち数人がそれを集めて自分のためにプレゼントをくれた、その気持ちが嬉しくて。
ボコボコに変形しようが、描かれていたフィリックスが剥げてこようが、おかまいなしで今日に至るまで使い続けていたものでした。


さすがにショックです。
中身はともかくとして、ペンケースだけでもなんとか見つかってくれないものか。
最後に部屋出るときに誰かしらが見つけて取っておいてくれてないだろうか*1
かすかに期待をつないでいます。


しかし。
この出来事が起こって、何が1番ショックだったかというと…。


そのときにプレゼントをくれた娘っ子たちと妻が同い年だということが判明したことでした。


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*1:ペンケースの中には私の名字の三文判も入っているので、取り置きさえしていてくれれば判別は比較的容易なはずなんですけど…。