神戸新聞杯回顧

普段あまり書きつけない、GI戦以外のレース回顧ではありますが。
とりあえず、今日はこのレースについて触れさせてください。


メイショウサムソン、敗れたとはいえ、この内容なら決して悲観するほどではないと思います。道中やや折り合いを欠いているように見えないこともなかったのですが、追ってからしっかりと伸びていましたし。今日はドリームパスポートがいい競馬をした(骨折明けなのに!)、それだけのことだと思います。距離が伸びる菊花賞は血統的にも好材料ではないかと思います。以前書いた「『次』につながるレース」という観点においては十分合格点だったのではないでしょうか。
それにしても…アドマイヤメインのドアをピシャリと閉めた4コーナーでの位置取りは、石橋守騎手、お見事でした。1番コワいウマは間違いなくアドマイヤメインでしたし。位置取りがメイショウサムソンより若干後ろだったのが幸いしたような形でしょうかね。あのウマがハナを切って気持ちよく先頭駆けていたとしたら…結果は全く違ったものになっていたかもしれません。
ドリームパスポート、今回は120点のレースでしたが、鋭い差し脚がスパッと決まったレース内容から見て本番では…どんなもんでしょうかね? それなりに着には入るだけの力はありそうではあるんですけどね。
いずれにしても、「負けてなお強し」のメイショウサムソン、10月22日の菊花賞が今から楽しみになってきました。「2年連続」、十分期待できると思います。ライヴァルは…やっぱりアドマイヤメインドリームパスポートでしょうね。ダービー2・3着馬、どちらもさすがの実力です。セントライト記念組は…あのレース内容じゃ参考外のような気がしてなりません*1。直前の調教に注目です。


★★そして来週からまたGIが始まる。「茨の道」もまた始まる…。人気blogランキング★★

*1:4コーナーで前が詰まって、マツリダゴッホネヴァブションの2頭が落馬、競走中止(ともに人馬とも異状なし)、さらにフサイチジャンクキストゥヘヴンなど後続の有力馬も落馬のあおりを受けて本領発揮には至りませんでした。