そういえば、昔B'zの『ねがい』という曲も好きだった。
久しぶりに。
DVDレンタルして、映画『ココニイルコト』を見ました。
Chattertonさんもお勧めのこの映画、やっぱり何遍見てもいいですね。真中瞳もさることながら、やっぱり堺雅人。自分が女だったら間違いなく惚れてます(笑)。
その堺雅人演じる前野くんという青年が、劇中こんなこと言ってました。
願うっちゅうのは、相手にばっかり期待してたらあかんのとちゃう? 自分のこと信じられな、結局願いも叶わんと思うし。願えること、そのこと自体が、幸せなんちゃう?
この映画を初めて見たとき、この一言を聞いて、なんだか、ふっといろいろな肩の荷が降りたような気がしたのをよく覚えています。
「願えることが幸せ」なんて考えもしていませんでした。「やっぱ自分はまだまだだな。もっともっと前に行かないと。ちょっとずつでもいいから」と強く強く感じたものでした。
コテコテの関西人である前野くんが、劇中で口癖のようにして言ってた言葉。
「ま、ええんとちゃいますか」
昔辛かったとき。
なんとなく思い立って、自分も言ってみました。
「ま、ええんとちゃいますか」
そう口にしたら、少しだけ楽になれたような気がしました。
辛いとき。
苦しいとき。
寂しいとき。
自分にとって、しばらくこの言葉が、強くなるための「魔法の呪文」になってくれていました。
今回。
久しぶりにこの映画を見て。
あのときの気持ちが甦ってきました。
なんとなく。
今「やったろうじゃん」という気持ちです。
明日あたり。
しばらくぶりで「ま、ええんとちゃいますか」と、誰にも聴こえない程度の小さな声でつぶやいてみたいと思っています。
★★この映画、地味に原田夏希も出ています。この頃からツバつけていたのですよ、個人的には。人気blogランキング★★