なぜか心に響きました。

昨年の1月27日の表題で使用したので、今年は使いませんでしたが。
承久元年(1219年)の今日1月27日*1、鎌倉の鶴岡八幡宮で、将軍源実朝が、甥である公暁によって暗殺されています。
その詳細については、かつて三浦義村についてつらつらと述べさせていただいたときにも触れたので(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20050806)、重複は避けたいと思います。


ここで紹介するのは。
ネットでひょんなことから見つけてしまった、1句の俳句です。

鎌倉に実朝忌あり美しき  高浜虚子

…小学生の頃。
実朝の命日である1月27日に、彼ゆかりの旧跡(鶴岡八幡宮寿福寺*2など)を訪ねたのを思わず思い出し。
センチメンタルな気分に浸ってしまいました。


★★最近『吾妻鏡』読むのサボっちゃってるなあ…。人気blogランキング★★

*1:毎度おなじみの「太陽暦に換算すると」では「西暦1219年2月13日」に当たります。

*2:鎌倉五山第3位にあたるこの臨済宗の寺院には、実朝の墓と言い伝えられている五輪塔があります。ただ、信憑性は乏しく、今日においては「ただの言い伝えである」とされていますが。「唐糸やぐら」の別名を持つ、美しいやぐら形式の墓塔です。