「今さらながら」ではありますが…
ようやく、デーモン小暮閣下の最新アルバム『GIRLS’ROCK(DVD付)』を入手しました。
特に驚かされた曲が、2曲あります。
レベッカのカヴァー『RASPBERRY DREAM』と。
プリンセス・プリンセスのカヴァー『SEVEN YEARS AFTER』です。
どちらも、元のバンドが好きで、よく聴いていたので。
往時を懐かしみながら、閣下の歌声に聞きほれたのですが。
この2曲、カヴァーの仕方が全く対照的でした。
片や『RASPBERRY DREAM』は。
レベッカ特有のポップロックのイメージとはガラリと変わった、ピアノによるバラードナンバーに180度変化していました。
このアレンジには本当に驚きました。それでいて、全然違和感を感じさせないところが「スゴい」の一言です。いわば「曲に全く新しい命を吹き込んだ」とでも言うべきでしょうか。
一方の『SEVEN YEARS AFTER』は。
キーが下がっているだけで、原曲にほぼ忠実なアレンジで演奏されていました。
「ヴォーカルが奥居香から閣下に代わっただけで、プリンセス・プリンセスの他のメンバーが演奏していた」と言われても信じてしまいそうな、そんな感じの曲でした。
イントロを聴いた瞬間に鳥肌立ちましたよ。日本武道館とかでこの曲をナマで聴いた光景とかが一瞬にして甦ってきたりとかして。
それにしても。
選曲もなかなかニクいですね。
レベッカなら『フレンズ』や『ヴァージニティー』、プリンセス・プリンセスなら『Diamonds』や『世界でいちばん熱い夏』など有名な曲が他にもたくさんあるのに、閣下がなぜこれらの曲をチョイスしたのか、ぜひどこかで伺ってみたいものです。特に『SEVEN YEARS AFTER』。個人的に、作詞者としての富田京子さんが大好きだったので、彼女が書いた詞を閣下が歌ってくださったことが嬉しかったですねえ。
あんまり嬉しくて。
風呂場で「閣下と同じキーで歌えるかどうか」試してみたら*1。
…どちらの曲も、それなりに歌えました。
自分、かなりハイトーンはイケるクチのようです。
★★ただし、巧拙は全く不問ですが。人気blogランキング★★
*1:…それは近所迷惑的にいかがなものだろう?(笑) 妻に「…なんか歌ってなかった?」と聞かれるぐらいの大声だったみたいですし。