慟哭

今度は悲しいニュースです。


「大阪・高槻のペットショップで火事、犬70匹など死ぬ」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070211ic21.htm

11日午前6時50分ごろ、大阪府高槻市大塚町のペットショップ「ペットワールドアミーゴ高槻店」=栢野知(かやの・とも)店長(31)=から出火、鉄骨平屋建ての同店約910平方メートルのうち約560平方メートルを焼いた。
約1時間後に鎮火したが、展示・販売用のダックスフントやトイプードルなど少なくとも6種類の犬70匹と、ウサギ4羽、熱帯魚やハムスターなどが焼け死んだ。けが人はなかった。
高槻署によると、犬やウサギのオリにカギはかかっていなかったが、動物が自力で扉を開けるのは無理という。店の奥にある犬小屋付近が激しく燃えており、同署が原因を調べている。

…原因はともかくとして。
悲しくて仕方のないニュースです。
「ペットショップにいた」ということは、まだまだちっちゃくて、「これから」のペットたちばかりだったはずです。こんな形で生を終えなくてはならなかったなんて…いたましいことこのうえありません。


思い出したのは。
2000年2月11日、奇しくも7年前の今日、宮城県にある社台グループの山元トレーニングセンターで厩舎火災が発生して、現役競走馬22頭が焼死したという事件です。
けっこう好きで応援していたエガオヲミセテもその火災で犠牲になっただけに、とてもショッキングな出来事でした。
その2日後に同じ音無秀孝厩舎に所属していたユーセイトップランGIIIダイヤモンドステークスで勝利を収めたり*1、彼女の全弟であるオレハマッテルゼがGI馬になったりするたびに、ひっそりと彼女のことを思い出す自分がいたりします。もうあれから7年も経ってしまったのですね。


ともあれ。
亡くなった動物たちの魂が、安らかでありますように…。


★★こういう悲しい出来事は今後極力起こらないでいてほしいものです。人気blogランキング★★

*1:このときのレースは、鞍上のごっちゃんが「3コーナーで一気にまくって先頭に立ち、そのまま押し切ってゴール」という、ある種「長距離戦でのセオリー無視」とも言える思い切った騎乗で会心の勝利を収めたことで有名です。レース後、音無調教師が「おそらく、天国に行ったエガオが見ていてくれたのでしょう」と語っていたコメントも忘れられないところです。