安堵

「4月から通信制大学院修士課程で学ぶことになった」ということは、再三再四弊ブログで申していたとおりなんですが。
その「入学手続完了通知」とともに同封されていた文書によると、「3月下旬に『大学院のしおり』を送付します」とのことでした。
4月以降の就学方法についての説明から、いわゆる講義のシラバスに至るまで、かなりの内容に及ぶ1冊であることは用意に想像できました。


しかし。
3月も最終週を迎えようというのに…。
一向に『大学院のしおり』が大学から送られてくる気配がありません。


「合格自体が“何かの間違いだった”とかいう可能性あったりしないかしら? いや、もしかして、全部『ドッキリカメラ』とかだったりしたらどうしよう…」。
…不安感を大いに掻き立てられていたのですが。


昨日。
やっとこさのことで、送られてきました。
「ったく…やきもきさせるんじゃない!」とプチ切れはしたものの、それ以上にやっぱり安心しましたねえ。
「本当に始まっていくんだ、自分の(兼業)大学院生生活」と。


で。
履修手続きなどは草々に読み飛ばし(←キチンと順番に熟読しましょう)、まずはシラバスとか、レポート課題とかをひたすら読み耽りました。


…その内容や課題の難解さに、徹底的に圧倒されました。
さすがは、通信制とはいえ「大学院修士課程」です。どれもこれも、単なる「一般日本史マニア」では歯が立たないような、メチャクチャ骨太の、生半可な学習ではとても太刀打ちできそうもないものばかりでした。
自分が修士論文で研究しようとしているテーマとほぼ同じ内容を取り扱った講義のレポート課題ですら「…この課題に手も足も出ないようじゃ、話にならないんじゃない自分?」と思わされる始末。


「まだまだ、自分はもっともっと学習を深めていく必要があるのだ」と痛感しましたね。


でも。
不思議と、怖気づく気持ちにはならなかったんですよ。
「…敵はどいつもこいつも強敵だぞ。でも、それだけに、倒し甲斐ありそうだぞ」と、逆にハートに火がついた始末でして。


とりあえず。
自分にとっての「真剣勝負」が間もなく始まります。
斬るか、斬られるか。
その「戦い」のなかで「日本史人」としての自分自身の腕を磨いていきたい、と強く強く思った夜でした。


★★ただし「家庭(とついでに仕事)に支障を来たさない範囲で」という戒めは自分自身にキツく課していきたいのですが。人気blogランキング★★