一生一度の晴れ舞台、華を競え!

いよいよ大一番。2004年に生を受けた約8,000頭以上のサラブレッドの頂点が、間もなく決定します。
予想をする立場としても、年にたった1度しかない、“敬虔”でさえある舞台、ぜひともスカッと当てたいものです。
というわけで、2007年、第74回日本ダービーの予想です。

◎15.フサイチホウオー
○8.ドリームジャーニー
▲3.ウオッカ
☆12.サンツェッペリン
△7.フィニステール
△2.ゴールドアグリ
△4.ゴールデンダリア
△11.ナムラマース

まずこの件から。14.アドマイヤオーラは無印です。直前にヤネを替えるなどバタバタしたウマがダービーでうまくいったことがないことは、歴史が証明しています*1。いかに岩田康誠騎手が絶好調とはいえ、今回は予想から外そうと思います。微妙に2,400mという距離も長そうですし。
フサイチホウオーは、東京にコースが替われば“無敵”だと思います。前走皐月賞で、明らかに不向きと思われた中山であれだけの末脚見せたウマですし、予想の大本線に据えたいと思います。余談ですが、今新聞を広げて改めて気づいたのですが、フサイチホウオーの母ってアドマイヤサンデーなんですね。私、1998年のオークスでアドマイヤサンデーに自信持って◎打ったことあるんですよ*2。懐かしい。あれからもう9年…。
対抗は、これまた最後の直線長い東京で末脚爆発させそうな予感のドリームジャーニー。「2歳王者」なのにあまりに人気なさすぎなので、むしろここで狙ってみたいと思います。気になるのは、父の血が騒いで「ブロンズの前でステイ」してしまわないかどうかだけですが(笑)。
1996年ビワハイジ以来11年ぶりの牝馬挑戦となるウオッカですが…「2、3着ならある」と見ました。牝馬ではズバ抜けていますし、モノが違うのではなかろうかと。よく言われる「ウオッカダイワスカーレットと差のないいい勝負をしてきた」「ダイワスカーレットアドマイヤオーラと僅差の勝ち負けを繰り返していた」「ゆえに、ウオッカも牡馬相手でも勝負になる」というウオッカの三段論法」はアリだと思うんです。ただ、「勝つ」となると…どうなんでしょうねえ。「いい勝負はするものの惜敗」と見ました。
サンツェッペリン、最終追い切り見て惚れました。状態はバツグンです。これならいけそうです。距離だけが…どうなんでしょ。
その距離に「自信あり」とおぼしきウマがフィニステール青葉賞組なら9.ヒラボクロイヤル(今回は不思議とコケそうな気がしてならない…)、5.トーセンマーチ(ごっちゃんなら印打ったかもしれないのに…)よりはこちらです。坂路を駆け下りてくる脚、スゴかったですよ。
あとは、単純に「最終追い切りでよかったウマ」を3頭。ゴールドアグリ、前走は骨折明けでしたしね。そのときよりはずっといいはずです。ゴールデンダリア、このウマも「追い込み馬有利」の展開になれば浮上する目アリと見ます。ナムラマース、テンションさえ上がらなければ…ってとこですかね。
武豊騎手の1.タスカータソルテですが…追い切り見る限りは印打ったウマより上には見えなかったですね。本当に勝ち負けになるなら、岩田騎手が手放さなかったはずです。たとえアドマイヤオーラ陣営から声がかかったとしても…です。今回は見送りたいと思います。「ユタカマジック」はコワいんですけど。
(仮想の)馬券勝負ですが。馬連15.から2.3.4.7.8.11.12.に7頭限定ながしを1,000円ずつ、ワイド2.3.4.7.8.11.12.15.の8頭BOXを500円ずつ、計21,000円で。


★★今年も「歴史に残る名勝負」になってほしいものです。人気blogランキング★★

*1:過去11年間で「日本ダービーで騎手が乗り替わったウマ」は【0・4・2・59】だそうです(参考:http://www.glassracetrack.com/blog/2007/05/post_15b0.html)。ましてや…今回は非常に「キナ臭さ」を感じる交代劇ですし。

*2:8番人気で11着でした。馬券は「▲エリモエクセル−△エアデジャヴー」で的中させましたけど。