競馬はロマンだ。安田で泣け。

…表題はmixi後藤浩輝コミュ紹介文から拝借しました。なかなかに名文だと思います。たった一言で、あの日の「アドマイヤコジーンの馬上で右手を高々と上げて咆哮するごっちゃん」の姿が脳裏に甦ってくる心地です。
さて、日本勢vs香港勢、ガチンコ対決の様相を呈して悩ましい安田記念の予想です。

◎13.エアシェイディ
○8.スズカフェニックス
▲17.エイブルワン
☆4.グッドババ
△7.オレハマッテルゼ
△5.コンゴウリキシオー
△10.エイシンドーバー
△9.ジョイフルウィナー
△6.ザデューク


…奇しくも、印は「日本馬5頭、香港馬4頭」と割れました。しかも、香港馬には全てなにがしかの印を打っているわけですから、「…今年も香港に持ってかれちゃうのか、このタイトル」という危惧は小さくありません。
そんななか、万全の状態に映ったエアシェイディに◎を打ちました。正直、スズカフェニックスとどちらを本命に取ろうか最後まで迷いましたが、かねがね私が主張させていただいている「安田記念は『長年あと少しでGIに届かなかったウマが悲願を達成する舞台となる』ことが少なくない」*1というジンクスに乗っかって、こちらのほうを取ることにしました。鞍上ノリも不気味な感じです。
○といっても、スズカフェニックスはほぼ差がない状態です。最終追い切り、落馬した他の騎手をよけて大きく進路変更したにもかかわらず、あの脚。変わらず好調と見ていいでしょう。武豊騎手も昨日の「特別3連勝」で吹っ切れた印象です。
▲には、香港勢のなかで1番よく映ったエイブルワン。前走チャンピオンズマイル(香港、国際GI)を制し、安田で勝つと「アジアマイルチャレンジシリーズ」2勝となりボーナスが付与されるとあって、陣営も本気のようです。
香港馬ではグッドババもよく映りました。捨て置けない雰囲気プンプンでした。それなりの印を打ちます。
さて次は日本勢。ごっちゃん騎乗のオレハマッテルゼ。随分と走りが安定してきましたね。チークピーシーズの影響でしょうか。もともと左回りで良績残しているウマですし、軽視は禁物です。コンゴウリキシオーエイシンドーバー、ともに販路を駆け下りてくる脚色のよさに惚れました。ヤネも藤田伸二福永祐一。期待できます。エイシンドーバーのほうは微妙に「1マイルだけ長いかな…」という懸念がないこともないのですが。
昨年3着のジョイフルウィナー。実績から人気になっています。状態は前記2頭の香港馬に比べてやや落ちるような気がせでも…ですが、東京コースは合いそうです。昨年のこともあるし、捨て切れませんでした。残り1頭、昨年15着と大敗したザデュークですが、なかなかに調子はよさそうな感じです。「波乱の片棒」を担いでくれそうな気もしますので、これも追加します。
スッパリと切ったのが、2.ダイワメジャーです。追い切り見て「…いいときの状態にない」と判断しました。昨年の有馬記念に続いて「底力だけで上位に食い込む」可能性がなきにしも…ですが、ここはあえて冒険で「無印」といきたいと思います。
(仮想の)馬券勝負ですが、今回もワイドでいきます。4.5.6.7.8.9.10.13.17.の9頭BOXを500円ずつ、それに追加で、8−13をもう500円、さらに8.と13.から4.5.6.7.9.10.17.に7頭限定ながしを100円ずつ、計19,900円で。


★★結果もさることながら「日本vs香港」の対抗戦も気になります。人気blogランキング★★

*1:1997年タイキブリザード、2004年ツルマルボーイなどが代表例でしょうか…。