さて、淀は菊花賞一色なわけですが…

地方競馬から、こんなトンデモなニュースが飛び込んできました。


「女性騎手が調教師をセクハラ提訴」(http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/21/08.html

女性騎手としては最短日数で通算100勝を達成した、名古屋競馬山本茜さん(24)が20日までに、所属していた厩舎の男性調教師(48)からセクハラを受け、厩舎の変更を余儀なくされたとして、調教師に約550万円の損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴した。たびたび抱きついたり、裸になることを要求したりしたという。現役女性騎手が調教師相手に訴訟を起こすのは異例。


売り上げ低迷に悩む地方競馬界の期待の星が、記録をつくった時の恩師でもある調教師をセクハラ被害で訴えた。
訴状や関係者の話によると、山本さんは2003年6月に調教師に弟子入りし、調教師の厩舎で競走馬の世話など騎手の見習いを始めた。山本さんは調教師からたびたび抱き付かれるなどしていたが、厩舎に所属しないと競走馬に乗れなくなることなどから我慢していた。
また、今年1月には厩舎にある調教師の住居に呼び出され「オレはおまえに全部を見せることができる」「おまえも包み隠さずに見せてみろ」などと言って、全裸になった調教師から服を脱ぐよう求められた。
こうした要求を拒み続けた結果、師弟関係が崩壊。同5月に厩舎を辞めさせられ、現在所属する川西毅厩舎に移った。
これまでに何度となく調停の場で調教師と話し合ったが、調教師側がセクハラを認めなかったため、正式に訴えたという。
山本さんは20日、同厩舎を通じて「ファンや関係者の方々に迷惑や心配を掛けると思って悩みましたが、提訴することになりました。私自身は今も一生懸命頑張っており、これからも闘志あふれるプレーで騎手として自分をどんどんアピールしていきます」とコメント。一方、訴えられた調教師は全裸になったことは認めながらも「性的な意味はなかった。訴訟の中で事実関係などを明らかにしたい」としている。
川西調教師は山本さんの様子について「過去にけじめをつけて吹っ切れたよう。精神的なダメージもなく、頑張っている」と目を細めたが、訴えられた調教師に関しては「(同じ仕事をする仲間として)正直、心苦しい」と複雑な心境をのぞかせた。名古屋競馬関係者は「若手だけど実力を伴った人。不評など聞いたことがなかっただけに、本当にビックリした。今回の一件が競馬の開催に悪影響を及ぼさねばいいのですが…」と不安げに話した。


山本茜という人 山本は1983年(昭58)8月26日、横浜市で生まれた。小学生の時、参加していた愛馬少年団の先生に勧められ騎手になることを決意。県立横浜翠嵐(すいらん)高校在学中に中央、地方ともに騎手学校を受験したが、ともに不合格。卒業後は牧場に勤務しながら受験を繰り返すがことごとく失敗。年齢制限(20歳以下)ラストチャンスの03年に地方競馬騎手課程受験で合格した苦労人でもある。05年10月にプロデビュー。今年3月8日には、デビューから1年4カ月19日で通算100勝を達成した。
今年2月には「NARグランプリ2006」で女性騎手として初の新人賞と女性騎手賞の2冠を獲得。本紙の取材に「最初から強い馬にどんどん乗せてもらえたからです」と笑顔をみせた。その際、訴えられた調教師は山本について「女の子が乗っていると感じる人はいないんじゃないか」と褒めていた。


(写真:地方競馬のNARグランプリで表彰される山本茜騎手(名古屋))

「オレはおまえに全部を見せることができる」「おまえも包み隠さずに見せてみろ」て(笑)。それでホイホイ「包み隠さずに見せてみる」女性騎手なんてヤです(笑)。そも、「俺のすべてを見せてやる お前のすべてが見たい」なんて沢田研二の『ストリッパー』じゃないっつーの(笑)。


しかし…全裸になっておきながら「性的な意味はなかった」ってのもどうなんでしょうかね? セクハラというものが「本人にその意思がなくても、受け手がイヤだと思ったらその時点でハラスメントとして成立する」ということはもはや社会常識として認知されていると思っていたのですが…こういうニュースを聞くと、悲しいけれどまだまだ「競馬村は、世間から隔絶された狭い世界なのだ」と思わずにはいられないですね。


余談ですが。
山本騎手が卒業した横浜翠嵐高校って。
県下でも名うての進学校なんですよね。
…全くの余談ですけど。


★★世間一般では「開チン」した時点でタイーホだって。人気blogランキング★★