忘れて眠れ

表題は高橋留美子の短編から。
印象的な話でしたよね。犬遣いの伝説に基づいた話で。実家に帰ればまだ読めるかな。


結局、体調は戻らず。
2日続けての病欠と相成りました。
その事実に落ち込んでさらに復調遅れる…というデフレスパイラル


ひこにゃん話とか、日本史系ネタとか、書きたいことはいっぱいあるのに。
それを思いのままに紡ぐことのできないもどかしさ。
悶えんばかりです(←そんなヒマあったら体調回復に専念しろ自分)。


ところで。
週末には有馬記念が控えているわけなのですが。


体調不良のせいでしょうか。
非常にイヤな夢見ました。


「1頭のウマが競走を中止し、ジョッキーが下馬する夢」を…。


馬番や騎手の帽子の色、毛色までは覚えていないのですが。
ハッキリと覚えていることは「そのウマの馬名が4文字だった」ということだけでした。


ジットリと寝汗をかきつつ目が覚めて。
慄然としました。


「今年の有馬に出る馬名4文字のウマって…ウオッカか!?」と。


どんよりした気持ちのまま。
JRAのホームページで、確定した枠順を確認すると。


…もう1頭いる。


「…レゴラスって、誰なんですか、チミは?」


まだ1,000万条件の身で、前日まで除外対象になっていたレゴラスが。
アドマイヤフジの回避で椅子が転がり込んできて、出走にこぎつけたとのことでした。


よくよく調べてみると。
レゴラス、「母:カーリング」ってことは…ローエングリンの半弟なんですね。
なんとまあ良血馬。
3歳時に4戦2勝と期待されながら、ケガで約2年半を棒に振って(!)、ようやっと脚元がシャンとしてきた…ってところのようです。


ウオッカにしろ、レゴラスにしろ。
ヘンな夢のような事態が実際に起こってくれないことを祈るばかりです。
もちろん、他のウマたちも…ですが。


そういえば。
昔、そんな夢を1度見たことあるのを思い出しました。


夢の中の話です。
競馬の実況中継を見ていると。
出走馬のうちの1頭に不幸な事故が起こりました。
アナウンサーが「昨年の安田記念2着馬…」と連呼していたことから、そのウマがブレイクタイムであることが判明しました*1
その時点で目が覚めたのですが。
実にイヤな後味が残りました。


その日は日曜日で。
たまたま所用があったので、車を走らせながら競馬のラジオ中継を聴いていました。
札幌記念テイエムオーシャンが圧勝したのを伝えた後、中継は新潟のアイビスサマーダッシュへと切り替わりました。
アナウンサーの実況の声が入ります。


「現在の1番人気はブレイクタイムです」


…ブレイクタイム、ホントにレースに出てる!
まさか…予知夢?
そんな。
どうか何事もなく、無事にレースが終わってほしい…。
祈るような気持ちでハンドルを握りながら、実況の一言一句に注目しました。


…杞憂でした。
ブレイクタイムは2着に敗れたものの*2、夢の中のような最悪の事態にはなりませんでした。
心底安堵したのを、よく覚えています。


…まあ、自分のESP能力なんてこんなもんですから。
ウオッカレゴラスも本番では何事もない…と信じてやまないのですが。
ていうか…そうであってもらわないと困る!


日曜日まで。
予想とは別のところで、もう1つ余分にハラハラの種を心中に宿してしまった自分でした。


★★いつも言ってるけど、全馬無事なら自分の予想なんか外れたって全然かまわない。いや負け惜しみじゃなくて。人気blogランキング★★

*1:ちなみに、この夢を見たのは2002年。ブレイクタイムが安田記念で2着になったのは2001年のことです(そのときの勝ち馬はブラックホーク)。

*2:ちなみに…このレースの勝ち馬は、カルストンライトオ。53秒7という現在に至るまで破られていない1,000m日本レコードでの快勝でした。カルストンライトオは、翌々年の2004年、スプリンターズステークスでも雨の中鮮やかに逃げ切りを決め、一気にGIまでのぼり詰めました。