こいつは大発見!

…ちょっと古いニュースですが。


「真弓鑵子塚古墳:全国最大級の石室確認 奈良・明日香村」(http://mainichi.jp/photo/news/20080208k0000m040053000c.html

奈良県明日香村の真弓鑵子塚(まゆみかんすづか)古墳(直径約40メートル、円墳)について、同村教委は7日、横穴式石室としては全国最大級と発表した。6世紀中ごろの築造で全長は19メートル以上。ひつぎを納める玄室の床面積は約29平方メートルで、蘇我馬子の墓とされ飛鳥地域最大級の石室で知られる石舞台古墳(明日香村、7世紀初め)の約27平方メートルを上回った。
渡来系の技術者集団・東漢氏(やまとのあやうじ)の首長墓とみられる。石室は石をドーム状に積み上げる持ち送り技法で造られ、2〜30トンの巨石を使用している。玄室は長さ約6.5メートル、幅約4.4メートル、高さ約4.7メートル。【林由紀子】


(写真:全国最大級と分かった真弓鑵子塚古墳の石室内(石室入り口から撮影)。写真右奥は奥室とみられる空間=奈良県明日香村で2008年2月1日、貝塚太一撮影)


石舞台古墳より大きい石室!
これは日本史界の常識を覆す大発見なのでは!


しかし…「東漢氏の首長」クラスでこれだけの巨大な規模の墳墓を築造することができたのですか。
こういうニュースを聞くにつけ、ますます「天皇陵古墳」の調査が期待されるところです。
…「天皇陵は皇室の財産であり、被葬者である皇祖の御霊の静謐を妨げるべきではない」という宮内庁の主張には、一面においては理解を示すことができるんですけどね。


★★しばらくはこの古墳は注目ですね。人気blogランキング★★