打たれた。

…ボロ雑巾のような状態で終業時間を迎えると。
転がり落ちるように、整体へ。


「もはやこの首痛と肩凝りを打開するには他に打つ手なし」ということで。
予告通り、鍼を打たれることになりました。


自他共に認めるビビリにして、注射、採血の類の針がチクッとするモノは生理的に全て苦手という自分には。
拷問レヴェルの荒業です。
…もっとも、「このヒドい首痛・肩凝りと一刻も早くオサラバできるのなら一時の痛みに耐えない法はない」というのっぴきならない状態まで悪化した首と肩を抱える身としては、おとなしく治療を受けるしか選択肢はないのですが。


診察台に横たわり。
いよいよ「ブスッ」の瞬間です。
(BGM:『必殺仕事人』)


…針でチクッとされるというよりは。
むしろ「思いっきり指圧されたような鈍痛」といった感じでした。
チクッが苦手の自分的には「嬉しい誤算」だったと言えるでしょう。


首元に4か所。
肩に2か所。
計6か所鍼を打ったのですが。
どこも鋭い痛みは走りませんでした。
鍼がズブズブと体内に突き刺さっていく過程でズーンという鈍い痛みがする程度。それも、鍼の位置が固定されてさえしまえば、そんなには気にならないぐらいの痛みしか残りませんでした。


10分ほどして針を抜くときにも、痛みなし。
なんかピリピリするなあ…程度の感想でした。


…何を今までビビッてたんだ自分(笑)。
これで症状が軽快になるなら、毎日だって打たれてもいいぞ。


帰宅後。
早々に効き目は現れました。


頭痛、首痛、肩痛どれも半減。
さすがに0とまではいきませんが、それでも「痛くて何もする気が起きない」という最悪の状態は脱出できたようです。


人間、1回「その行為によって受ける痛みはどの程度のものなのか」を知ると、存外それに対して腹をくくりやすくなるものです。
痛がりでビビリに定評のある自分が年に1回の胃カメラを進んで受診するのも「どの程度苦しいのかということを把握しているから」なのだと思います*1
とりあえず、早くこの首痛から逃れられるよう、今後はビシバシ鍼打ってもらおうと決意した自分なのでした。


★★しかし…この首痛の原因は何なんでしょうかね? 冬の寒さのせい? 人気blogランキング★★

*1:かかりつけの先生が胃カメラ巧いというのもあるんでしょうが。