もう1つの道で覇を競え!

…思えば、昨年は最後の最後に切ったピンクカメオムラマサノヨートーの2頭が1着、3着してとても悔しい思いをしました。既にこの頃から自分の「最後に切ったウマが来る」病が重篤になっていたのかもしれません。
今年も「混戦」、そして「大荒れ」を予感させるNHKマイルカップの予想です。

◎8.サダムイダテン
○9.ディープスカイ
▲5.ブラックシェル
☆11.ゴスホークケン
△4.レッツゴーキリシマ
△18.ダンツキッスイ
△17.アポロドルチェ
△12.リーガルスキーム

…まず、昨年と全く同じことをここで述べたいと思います(人はこれをコピー&ペーストという(笑))。
「府中のマイル」はかなり骨太なコースです。京都の1,600mとは違って、「マイルのスペシャリスト」よりは、むしろ「1,800m〜2,000mぐらいもイケるウマ」のほうが良績残すことがままあるものです。
そして、それに加えて決定的なファクターとして「本来トライアルであるはずのニュージーランドトロフィー(JpnII)ではあるものの、中山1,600mにコースが変わってからは上位馬はあまり良績残していない」という点を指摘しておきたいと思います。2000年に「中山1,600m」に変更されて以降、優勝馬がNHKマイルカップで連に絡んだ例は、2003年のエイシンツルギザン(2着)1頭のみ。優先出走権を得た上位馬は、本番では軒並み苦戦を強いられています。一昨年こそロジック(同レース3着)−ファイングレイン(同レース2着)でしたが、それよりはむしろ、ニュージーランドトロフィーでは14着と大敗したもののNHKマイルカップ本番では2着に健闘したグラスエイコウオー(2001年)、同じく14着から抽選で出走にこぎつけて3着に健闘したムラマサノヨートー(2007年)のような例に警戒が必要です。
◎はサダムイダテンです。2,000mのラジオNIKKEI杯2歳ステークスで2着の実績もあるこのウマ、最終追い切りで変わってきそうな気配です。絶好調の岩田康誠騎手というのも強みです。
ディープスカイ、最後まで◎にしようか迷いました。ここ1本に焦点を絞ったローテーションは好印象です。長い直線の東京も向くと思います。
ブラックシェル…なんでこんなに人気ないのでしょうか? このウマ、東京なら結果は違うはずですよ。「3着以内」という観点からすれば東京では十二分に信頼に足るウマだと思います。初コンビのごっちゃんにも期待。不安は…良馬場でやりたかったクチかなあ、と。
2歳チャンピオンのゴスホークケン、前走よりはいいとは思うのですが…4番手評価の☆が精一杯です。ただ、変わり身は期待できそうです。
レッツゴーキリシマ、本来マイルがいいのでしょう。前走皐月賞5着なら上出来。引き続きいい状態にはあると思います。ダンツキッスイ、不気味さプンプンです。うまく先行できれば逃げ切りがあるかも…です。
アポロドルチェ、切るつもりだったのですが…追い切り最高でしたね。ここ3戦の凡走で人気を下げているようなので、むしろここはオイシイのではないかと。リーガルスキーム、個人的には今回最大の爆弾です。初めての芝ですが、こういうのが得てして大穴開けるのではないでしょうか。安藤勝己騎手に期待です。
人気の15.ファリダットは思い切って無印です。新馬で勝ちを収めたとはいえ、本来的にマイルは長いのではないでしょうか。一方、泣く泣く切ったのは紅一点の6.エイムアットビップです。状態は決して悪くなかったですよ。マイルがどう出るかと、牡馬に伍してどこまでやれるか…だと思います。
(仮想の)馬券勝負ですが、あくまでワイドで。4.5.8.9.11.12.17.18.の8頭BOXを100円ずつ、追加で4.5.8.9.11.17.18.の7頭BOXをもう400円ずつ、さらに追加で5.8.9.11.の4頭BOXをもう1,000円ずつ、計17,200円で。


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