変則2冠

強かったですね。ディープスカイ
2,400mという距離に多少不安が残るこのウマですが、後方4頭目の位置で待機し、他馬が仕掛けるところでもあえてガマンして、直線16番手から上がり34秒2の脚を使って一気の15頭抜き。
鞍上四位洋文騎手の好騎乗が光りました。
四位騎手は馬と折り合いをつける技術では定評があるとのことですが、今回のレースでもそれが遺憾なく発揮されましたね。
加えて、ダービー本番の舞台で1番人気を背負っているウマを後方待機させる豪胆さ。
まさに「連覇」にふさわしいものだったと言えるでしょう。
それでも、「(自分は連覇でも)馬にとっては1度きりのダービーなので、勝ててよかった」と語った四位騎手のインタヴューに、一抹のさわやかさを感じさせられました。前週のように後味悪い結果にならなくて本当によかったです。


スマイルジャックは惜しかったですね。小牧騎手は100%の競馬をしたと思います。皐月賞のときと違って終始馬と折り合えたのがこの結果につながったのだと思います。ディープスカイの“豪脚”に屈する形となりましたが、実力の程を満天下に改めて知らしめることのできた意義ある2着だったと思います。
ブラックシェル、やはり東京だとこれくらいは走るウマなんですね。スタート直後に不利があったようで、珍しく武豊騎手が怒りをあらわにしていたようですが…。それでもキッチリと3着に入るのですから、やはり長くて広い直線のコースは合うようです。
サクセスブロッケン…結果として「芝がダメ」ということだったのでしょうか? 陣営は納得づくの敗戦で、今後はダート路線に戻るようですが、機会があったらまた芝にもぜひチャレンジしてもらいたいと思います。


…さて。
あと2戦ですか。
とりあえず、全敗だけは避けないと…。


★★そういえば…一昨年の春も日本ダービーまで9連敗でしたっけ。人気blogランキング★★