実はまだちょっとだけ怒っているかも。

釈然としない思いを噛みしめながら見つめたニュースがあります。
またモチがらみのネタですが。


ひこにゃん切手あっという間に完売…追加発行不能「失敗!」」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080901-OYT1T00407.htm)。

滋賀県彦根市内の20郵便局で1日、市の人気キャラクター「ひこにゃん」などを描いた切手シートを限定発売した。
80円切手10枚つづりで1200円。3000シート限定。絵柄はひこにゃんが3種類のほか、彦根一帯を治めた石田三成の「いしだみつにゃん」2種類、三成の重臣島左近の「しまさこにゃん」3種類、三成の盟友・大谷吉継の「おおたににゃんぶ」2種類。
各郵便局では、午前9時の発売前から行列ができ、あっという間に完売した。彦根郵便局営業部の谷口昇さん(46)は「人気を見誤っていた。追加発行できず、もったいない」と反省しきり。


(写真:ひこにゃん彦根市ゆかりのゆるキャラを集めた記念シート)

…実は、この切手シートが販売されるというニュース、かなり以前から聞いていました。
でも、「9月1日に、彦根市内の郵便局のみで限定発売」なんて聞いたら、自分みたいな勤め人、しかも彦根市外に住んでいる人間に手も足も出るわけないじゃないですか。
結局、早々に諦めるしかなかったわけなのですよ。


彦根郵便局職員の「人気を見誤っていた。追加発行できず、もったいない」という発言には、呆れて二の句も継げなかったです。
「今まで、ニュースとかネットとかでモチがこれだけ話題になっていたのに、見てなかったのか!!!!」と声を大にして言ってやりたいです。


今回の切手シート。
「全国に通信販売!」というふうに展開していけば、大袈裟でなく、数万枚の売り上げは見込むことができたと思います。
少なくとも、自分は買いましたよ。数シートは。
ビジネスチャンスを自らドブに捨てる行為だったと思います。民営化されて大変な時期に、こんな経営感覚のない、親方日の丸(という言葉は本当は好きじゃないんですけどね…)的な仕事ぶりでいいのかなあ…と、余所事ながら心配になってきましたよ。


かく言う自分も。
ニュースを読んだ当初は「アタマ悪すぎる!!!!!!!!」と散々悪態をついていましたが。
文句を言ってもモチの切手シートが手に入るわけでもないので、ムダに他者を貶めることは慎みたいと今は思い直しています。
まあ…社会人としての仕事ぶりという観点においては「以て他山の石となすべき」なのでしょう。


今1番心配していることは。
このモチたちの切手シートが、ネットオークションとかで高値で売買されていったりしないか…ということです。
まあ…止めるすべはないので、当たり前のように取引されていくんでしょうけど。
なんとなく「モチが食い物にされている」ようで、抵抗感を打ち消すことができない自分がここにいるわけなのです。


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