負けちゃった。

チャムチョン、凱旋門賞は10着だったようですね。


「サムソンすっきりしない10着/凱旋門賞」(http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/10/06/01.html)。

G1「第87回凱旋門賞」が5日深夜(現地時間同日)、フランス・ロンシャン競馬場で行われ、日本から遠征したメイショウサムソンは10着に敗れた。道中は後方のインで馬群に包まれ一度も外に出すシーンはなかった。他馬に何度か前をカットされる不利もあった。直線を向いて一瞬だけ伸びかけたが、スタミナは残っていなかった。
武豊は「スタートしてすぐに横の馬が前へ勢いよく来て、入られてしまった。それで理想より後ろの位置に。馬のコンディションは良かったしチャンスはあると思っていたが…。また日本の馬で挑戦したい」。日本馬史上8頭目の挑戦はまたも欧州勢にはね返され、06年ディープインパクトで敗れた(3位入線、失格)リベンジはならなかった。「前に行けるはずと思っていたのに両サイドから寄ってこられた。4番枠を生かせれば、もっと面白い競馬ができていたはずだが…」と高橋成師は不完全燃焼の敗戦に悔しさをにじませ、涙をこらえながら語った。
海外挑戦は宿願だった。関西トップジョッキーだった24歳の時、アメリカ遠征の話が浮上。英語を勉強してその時を待った。だが遠征馬が予定をキャンセル。それ以来「海外」の2文字は胸のしこりとして残っていた。昨年はインフルエンザ禍で遠征を断念。やっと思いを遂げた日々を「最高の2年間だった」と高橋成師は振り返った。
松本好雄オーナーは日本から総勢50人の大応援団を引き連れて観戦。「よく頑張ってくれた。昨年、遠征がやめになった時にはもう1度来られるとは思っていなかった。サムソンには感謝しています」。今後については「帰国してから考えます」とした。


(写真:凱旋門賞で10着に終わった武豊騎乗のメイショウサムソン(右から3頭目))

…「アウェーの洗礼」ってぇのでしょうかねえ。
相当厳しいレースだったみたいですね。挟まれたり、包まれたり、前を塞がれたり…と。


もっとも。
さる新聞だかネットだかに掲載されていた記事に書いてあった「確かにメイショウサムソンは強い馬だが、ディープインパクトクラスではない」という1文をフムフムと思いながら読んでしまった自分がいるのもまた事実であるわけなのですが。
チャムチョンについては…よく頑張ったと思います。聞くところによると、あと1戦ないし2戦で引退、種牡馬入りとのこと。どうかこの先ケガなく無事に…と祈らずにはいられません(もちろん着順がよいに越したことはないですけど)。有馬記念回避は個人的には大賛成。中山の硬い馬場はリスキーこのうえないと思います。


それにしても。
7戦7勝の無敗で凱旋門賞制覇を成し遂げた3歳牝馬ザルカヴァはオバケですね。
牝馬凱旋門賞制覇は1993年アーバンシー以来15年ぶり、3歳牝馬となると1982年アキーダ以来26年ぶりの“快挙”とのことです。


★★凱旋門賞で勝ち負けになる日本馬…次に現れるのはいつのことになるんでしょうね。人気blogランキング★★