このカテゴリ、ずっと放置していました。

どうにもこうにも、「日本シリーズ敗戦」のショックが小さくなかったようで…。


シーズンオフに突入して。
いろんなニュースがありました。


「afo」こと藤井秀悟のFA宣言だったり。
頼りにしていたスレッジが契約で難航していたり。
チームのムードメーカーだった稲田直人が、坂元弥太郎たちと横浜ベイスターズにトレードになったり。


正直、いいニュースではないもののほうが多かったので。
口をつぐんでいました。


そんななかの1つに。
宮西尚生江尻慎太郎林昌範ら中継ぎ陣が軒並み契約を保留しているという報道がありました。


つないでつないで勝利していく日本ハム野球においては。
セットアッパー、クローザーだけでは勝つことはできません。
今季大活躍だった菊地和正は当然大増額となりましたが、そこにつなぐまでに働いていたブルペン陣もちゃんと評価してほしいなあ…と思わずにはいられません。


で。
慎太郎と宮西は、2回目の交渉でサインしたようです。


「江尻、上積みなしでもVサイン…日本ハム」(http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20091204-OHT1T00047.htm

日本ハム江尻慎太郎投手(32)と宮西尚生投手(24)が札幌市内の球団事務所でともに2度目の契約交渉に臨み、前回からの上積みなしで降伏した。
江尻は前回交渉では「球団は四球が多いイメージが先行している」と保留したが、登板した全45試合のDVDを見て「自分が見ても疲れる投球してました。2回も交渉させていただいて申し訳なかった」と一転。200万円アップの3600万円ですっきりサイン。同じく中継ぎでチーム最多の58試合に登板した宮西も「納得できました」。1800万円アップの3800万円で白旗を掲げた。
「もっと酷使されたい」と江尻がやる気をみせれば、宮西も「50試合登板を毎年続ける」と意欲十分。2人の心はもうすっかりパリーグ連覇へ切り替わっていた。


(写真:2回目の交渉で更改した江尻は、笑顔でVサイン)

…日刊スポーツの記事は。
↓こんな。


「ハム江尻、自分のDVD見てあっさり陥落」(http://www.nikkansports.com/baseball/professional/koukai/2010/news/p-bb-tp1-20091204-572339.html

日本ハムの中継ぎ右腕の江尻慎太郎投手(32)が3日、2回目の契約更改交渉で、あっさりと陥落した。前回提示と同じ1200万円増の年俸3600万円でサインした。この日の交渉前に上積みを勝ち取る材料にしようと、今季登板45試合のDVDを鑑賞。自身の投球内容の不安定さを再認識して、がくぜんとしたという。「見ていて疲れました。2009年江尻のDVDは市販されないほうがいい」と、考えをあらためて一発サインした。

…「自分のDVD見てあっさり陥落」て(笑)。
なんか、慎太郎らしい…。


今シーズンの慎太郎。
出だしは鎌ヶ谷でしたし。
1軍に定着して以降も、一昨年活躍したときほどの安定感はなかったですし。
まあ…アップがあっただけ比較的妥当な査定だったのかな、と。


来シーズン。
林の先発転向が噂されています。
リリーフ陣においては、絶対的なクローザーとなった久のほかは、菊地や宮西、金森などと並んで、慎太郎や建山にはまだまだ活躍してもらわなければならないと思います。
8回を任せるセットアッパーは激しい競争になることが予想されます。切磋琢磨して、V2を手にしてもらいたいものです。


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