ぼくらが旅に出る理由

今回の予想はラクチンでしたねえ…。
軸が不動でしたから。

エスポワールシチー、状態完璧だったように見えました。不安は「東京ダート1,600ｍコースはスタートしてしばらく芝を走らされること」くらいだったようですが、それも難なくクリア。行くウマがなければ逃げてもよし、行きたいウマがいるなら控えてもよし、どんなレースでもできる「エスポくん」、俄然ダート界の横綱となった印象です。ドバイでウオッカとの“ドリームマッチ”は見られるのでしょうか。
２着のテスタマッタ、ここまで一線級に混じってコンスタントに着を拾い続けてきていたので、今回も連の相手としてはかなり信頼置いていました。これくらいのレースは当たり前のようにできるだけの力は持っていた…ということなのでしょうね。惜しむらくは、直線向いたときに一瞬前が詰まったこと。あれがなければ、逆転があったか否かはともかくとして、もう少しきわどいレースになっていたかもしれません。
３着のサクセスブロッケン、エスポワールシチーを負かしにいく競馬をしたのですが、今回に限っては“返り討ち”でしたね。まあ…ディフェンディングチャンピオンの面目にかけてもああいったレースしかできないところではありましたが。結果としてテスタマッタにもかわされてしまいましたが、それでも４着以下とは器の違いを感じずにはいられませんでした。収穫のある負けだったのでは。
「初ダート組」は、７着のローレルゲレイロが最高位。結果論ですが、ローレルゲレイロ以外はダートは「…うーん」といったところだったのかもしれません（ローレルゲレイロはダートＯＫっぽかったですね。いいレースしましたけど、敗因は前日指摘したとおり「距離」だったのでしょうね）。レッドスパーダとかは今回の敗戦だけで「ダートは×」と決めつけるのはどうかと思うのですが…このレースだけを見ればさっぱりでしたねえ。
そんななかで、１つだけ指摘しておきたいことがあります。リーチザクラウン、負けはしましたが、今回のレースが「分水嶺」になっていくような気がしてならないのです。「マイルの競馬で（陣営的には不本意な形かもしれないけど）しっかりと折り合いがついた」ことは、必ずや次以降につながっていくのではないかと思います。価値のある敗戦だったのではないでしょうか。次走は…おそらくマイラーズカップでしょうか。自分が馬券師なら、とりあえずそこでは重い印打って勝負に出るかと思います。

馬券勝負も快勝。こいつは春から（後略）。
金額的に勝利を収めたこと以上に、じっくり買い目を絞って５点で仕留めたのが大収穫ですね。とりあえず、今年は１戦１戦を確実に拾っていくことが目標です。次の高松宮記念以降も、じっくり予想して、無駄な買い目をそぎ落として確実に勝利を目指していきます。

★★今春初勝利は嬉しいけど…不思議と舞い上がってはいません。人気blogランキング★★