ちょっとした日本史的小ネタ

Wikipediaに「生没同日」という項目があるのをたまたま知り(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B2%A1%E5%90%8C%E6%97%A5)。
興味深く読みました。


日本史上の人物では。
坂本龍馬が「生没同日」で有名ですが。
他にも案外メジャーどころの人物がそうだったことを初めて知りました。まだまだ甘いぞ自分。


以下、サイトからの引用。

旧暦

  • 加藤清正(永禄5年6月24日(1562年7月25日) - 慶長16年6月24日(1611年8月2日)) 熊本城主
  • 大村純長(寛永13年8月21日(1636年9月20日) - 宝永3年8月21日(1706年9月27日)) 大村藩
  • 志太野坡(寛文2年1月3日(1662年2月21日) - 元文5年1月3日(1740年1月31日)) 俳人
  • 林子平(元文3年6月21日(1738年8月6日) - 寛政5年6月21日(1793年7月28日)) 経世家
  • 坂本龍馬天保6年11月15日(1836年1月3日) - 慶応3年11月15日(1867年12月10日)) 海援隊

加藤清正林子平もそうだったとは。


ただし。
引用部分を見ていただければお分かりになられるかと思うのですが。
これらは全て「太陰暦においての生没同日」であり、太陽暦に直すと同日にはならない…という点に注意が必要かと思います。


逆に。
太陰暦だと一致しないけど、太陽暦だと一致するのが、このヒト。

  • 足利義教(1394年7月12日(明徳5年6月14日) - 1441年7月12日(嘉吉元年6月24日)) 室町幕府第6代将軍

…トンだ誕生日プレゼントを赤松満祐もくれたもんですね(笑)。


ところで。
何かの物の本で「古来の日本では、数え年が使われていて、元日に一斉に1歳年を取っていたこともあって、“誕生日を祝う”という風習はあまり浸透していなかった」という説を読んだことがあります。
しかし、「織田信長は、自らの誕生日である5月12日を聖日とし、その日に自らを祀る安土城下にある恕ス見寺を参拝するよう命じた」という逸話も残っているくらいですので、一概にそうは言い切れないところではないかと思うのです。


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