今日は日本史クイズで逃げてしまおうかと。
前回が2009年5月2日のエントリですから*1。
11か月ぶりになりますか。
しばらくぶりですねえ。
表題がらみです。
ベタ問題なので、すぐ解答してしまいます。
Q.文治2年(1186年)4月8日、静御前が鶴岡八幡宮の舞殿で源義経を慕う有名な舞を舞った際、演奏で鼓を打った御家人は誰でしょう?
すぐ正解。
「工藤祐経」です。
そう。
あの「曽我兄弟の敵討」で討たれた彼です。
彼は。
京都で平重盛に仕えていた経歴があったことから。
歌舞音曲に秀でていて。
この役に預かったのだといいます。
『吾妻鏡』には
(工藤)左衛門尉祐経鼓(つづみう)つ。これ数代勇士の家に生れ、楯戟(じゅんげき)の塵を継ぐといへども、一臈上日(いちろうじょうじつ)の職を歴(へ)て、みづから歌吹(かすい)の曲に携はるが故に、この役に従ふか。
とあります。
ちなみに。
そのとき、一緒に銅拍子を伴奏したのは。
誰あろう、畠山重忠でした。
怪力無双のイメージ強い彼ですが、風流の心掛けもあったのですね。
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