若者のすべて

向正面でのヴィクトワールピサの位置取りから、とても今回の完勝劇は想像もつきませんでしたけどねえ。
自分なんか「何考えて乗ってんだ岩田ボケ!」とTVに罵声浴びせましたし(←よい子は絶対に真似しないでくださいね)。
岩田騎手は時々こういった思い切ったことするんですよね。最内を突いてくるという豪胆さには脱帽です。ハマると今回みたいに文句のつけようのない勝ち方を見せつけられてしまうわけなのですが(今回以外では…2008年安田記念でのウオッカとか)、反面人気馬をコケさせてしまうことも少なくないわけでして…。ただ、今回はあっぱれの一言でした。ガチガチの1番人気馬への代打騎乗でさぞプレッシャーもかかったことだろうに、仕事をやり遂げた岩田騎手にまずは乾杯です。日本ダービーではユタカに手が戻るみたいですが、今度は別のウマに乗った彼が如何にヴィクトワールピサを負かすべく乗ってくるのか楽しみです。
2着のヒルノダムール、状態よさそうでしたからね。「とりあえず押さえ」みたいな感じで△打ったのが申し訳ないくらいでした。後ろからの競馬はいつものことですが、この馬場で3コーナー16番手からメンバー中最速の35秒0の脚で2着に喰い込んでくるのですから大したものです。この切れる脚が府中で再び炸裂すれば…楽しみですね。
エイシンフラッシュ、やはり大崩れはしないウマです。ヒルノダムールにはハナ差屈しましたが、ローズキングダムは同じくハナ差退けて馬券に絡みました。中段やや後ろからの競馬で勝ち馬と同じ35秒2の脚を出すことができたのは、今後の走りに幅を持たせることができる意味においても大きかったのではないでしょうか。
反面、5着に終わったアリゼオは積極策が裏目に出てしまったのでしょうか。前に行ったウマはこのウマと6着のリルダヴァル以外は総崩れでしたし。それでも力の片鱗は見せつけてくれたと思います。この1敗で軽視するのは早計だと思うのですが…。
ローズキングダム、やはり馬場がこたえたんでしょうか。それでも2着からハナ+ハナの4着ですから、朝日杯を無敗で制したときに「来年のクラシックはこのウマで決まり!」と言われたのは伊達ではなかったということなのでしょう。人気落ちるようなら日本ダービーはオイシイかもしれません。ただ…馬体はこれ以上減らないでほしいと思いますが。


(仮想の)馬券勝負ですが…久々に失敗しました。ワイドならガツンと勝ってるんですよね、今回。13−16は馬連全体で153通り中4番人気の組み合わせ、配当も1,260円とあっては、回収率37.3%もむべなるかなです。まあ、それよりも、今回は中山の最終第12競走の敗戦のほうがショック大なので*1…あまりこのレースは悔やんではいないのですが。予想の方向は相変わらずイイ線いってるので、天皇賞・春はいっそのこと3連単で勝負することも検討しようかと思っています。


★★少し頭冷やしたら…また頑張ります。人気blogランキング★★

*1:「5.ミクロコスモスで鉄板!」と「ミクロコスモスから馬単表裏で5頭ながし」をしようとしたのですが、1頭チェックボックスにチェックかけ忘れて「4頭ながし」になってしまったんですよ。そしたら…よりによって、ミクロコスモスの2着に来たのが、そのチェックし忘れたブルーマーテル! 馬単は33,780円の高配当!! 皐月賞で負けたことよりこちらのポカのほうが数百倍悔しいのです。