孝子出づ。

日本ハム・増井、緩急自在でプロ初勝利」(http://www.sanspo.com/baseball/news/100427/bsj1004272248000-n1.htm

パ・リーグ日本ハム1−0オリックス、6回戦、オリックス4勝2敗、27日、札幌ドーム)三度目の正直で、待望の白星をつかんだ。日本ハムの新人、増井が緩急を自在に操り、7回を1安打無失点と堂々たる投球でプロ初勝利。「そろそろ勝ちたい気持ちがあった。自分が勝つことでチームが勢いづけばと思っていた」。静岡高から駒大、東芝を経てプロ入りした25歳を、本拠地のファンが大歓声で迎えた。
失敗を恐れず、前向きに課題を見つけて次に生かす頭の良さがある。初先発となった9日のソフトバンク戦は相手エースの杉内と投げ合い、七回途中4失点で降板。直球は最速151キロを記録したが「球速以上のスピードを打者が感じていなかった。そこが、杉内さんと自分の違い」。伸びのある真っすぐを生かすため、腕を思い切り振ることでカーブを磨くことに専念した。
同学年で同じくルーキーの中沢(ヤクルト)や大谷(ロッテ)に、プロ初勝利では先を越されたが「逆に刺激になった。彼らには負けたくない」。プロでの真価は、今後の活躍で決まる。一歩を踏み出したばかりの右腕が、最下位でもがくチームの希望の星となった。


日本ハム・建山(2年ぶりのセーブ)
「追加点が入らない状況で、逆に開き直ることができた」


(写真:プロ初勝利を挙げB・B(右)に祝福される日本ハム・増井=札幌ドーム(撮影・高橋茂夫))

…長い長いトンネルを抜け出すきっかけをつくってくれたのは。
ドラフト5位指名のルーキーでした。


7回を1安打無失点。
ダル、勝、ケッペルの3人くらいしか勝利を計算できない先発陣の現状を見るに、「頼もしい存在が出てきてくれた」と相好を崩さずにはいられません。
頑張って投げていた増井にプロ初勝利がついて本当によかったなあ…と心から思います。そういった意味では、打つほうは相変わらず全然ダメダメだった稲葉ですが、今日の「ライトゴロ」演出はそれを全て帳消しにするくらいの価値があったと思います。


クローザーは…建山でいくんですかね。ま、現状では1番妥当な判断ですかね。個人的には「宮西クローザー」も見てみたいような気もしますが。


ところで。
生涯初の「お立ち台」に立つ増井を見て、ふと思ったこと。


「…慎太郎に似てるなあ」


慎太郎は、ベイスターズで着実に仕事をこなし。
今やセットアッパーの1人として欠かせない存在になっています。
そんな彼の頑張りをベイスターズファンである妻(←移籍以来ブログをチェックしているらしい)と頼もしく見つつ、「…この活躍、本当は札幌ドームで見たかったな」と寂しく思っていた自分ですが。
これからは「そっくりさん」の増井を、慎太郎の分まで応援していこうと思いました。


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