かわいそうに…

「ワラビーの赤ちゃん連れ去る 侵入カラス、長野の動物園」(http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050301000621.html

長野県飯田市の市立動物園で飼育しているパルマワラビーの雌「ラテ」の赤ちゃん(体長約20センチ)1匹が1日夜、飼育ケージに侵入したカラスに襲われ連れ去られていたことが3日、動物園への取材で分かった。
同園によると、1日午後6時半ごろ、巡回中の飼育員2人がケージに入り込んだカラス2羽を発見。追い払おうとすると、1羽が赤ちゃんをつかんで飛び去った。赤ちゃんは1日、母親の袋から初めて外に出たのが確認されたばかりだった。
カラスはケージの天井部分から入り込んだとみられる。天井には網の目が約18センチ四方のネットが張られていたが、すり抜けたらしい。
長良健次園長(61)は「連休でお披露目したかった。近く名前も募集するつもりだったのに」と話している。


(写真:パルマワラビーの雌「ラテ」と、おなかの袋から顔を出す赤ちゃん=4月24日撮影(飯田市立動物園提供))


…おそらく、写真でかわいらしい姿を披露しているこの赤ちゃんは、もうこの世にはいないのでしょうね。
「自然の摂理」と割り切るにはあまりにも切ないです。


今さら「動物園の管理体制」を云々したところで、詮無き議論になってしまうと思います。
失われたであろう命が帰ってくるわけではないですし。
もちろん、再発防止策はキチンと講じてもらいたいと思いますが。


今回の件を辛い教訓として。
次にベビーが誕生したときには、このようなアクシデントが2度と起こらないようにすること。
それが、このワラビーの赤ちゃんの魂に報いることだと思います。


それにしても。
江ノ島にいるトンビとかなら話は分かりそうなものですが。
カラスも案外バカにできないもんですね。


昨年11月末。
娘を新江ノ島水族館に連れていったとき。
「娘がトンビにさらわれたらどうしよう」とか真剣に悩んだものでしたが。
さすがに、当時7kgを突破していた娘をさらえるような剛力のトンビはいなかったようで…*1


★★心痛むニュースでした。人気blogランキング★★

*1:ホントにいたとしたらそりゃたいへんだ(笑)。