待望‘久’しい知らせでした。

日本ハム武田久、ようやく今季初セーブ!」(http://www.sanspo.com/baseball/news/100618/bsj1006182251004-n1.htm

パ・リーグオリックス0−3日本ハム、9回戦、オリックス5勝4敗、18日、京セラD大阪)昨季のセーブ王、武田久がようやく今季初セーブをマークした。
今季は開幕から不調で中継ぎに降格。6月上旬には右内転筋を痛めて出場選手登録を外れ、15日に1軍に復帰した。「ポジションにはこだわらないが、チームに迷惑を掛けてきたので、ちょっとでも取り返したい」と今後の奮起を誓った。


(写真:オリックスに勝利してハイタッチを交わす日本ハムの選手たち=京セラドーム大阪(撮影・岡田亮二))

…やっぱり、この人なのだと思います。
調子は戻りつつあったので、あとはきっかけ1つだと思っていました。
写真の中の久が選手たちの輪の中に埋もれていて見えないのはご愛嬌(笑)。


クローザーを固定できなかったこと。
そして、そのためにセットアッパーも流動的にせざるを得なかったこと。
これか、今年前半戦の最大の敗因だったのだと思います。
昨年なら「菊地or宮西→久」という流れが確固としていましたし。


久、今日の試合でも2セーブ目を上げたものの。
昨日と一転、今日はヨタヨタだった様子。
ラッキーなセカンドライナー併殺で拾ったセーブだったとのことでした。


が。
あえて自分は提案します。
「この先どんなに調子が悪くても、今後クローザーは久に固定する」ことを。
ここまで低迷しているんですもん、「久と抱き込み心中」くらいの気持ちで任せていっていいと思うんですよ。
あれだけの投手ですし、あとは結果がついてくれば、気持ちの問題だけだと思うんです。


そして。
8回についても「宮西固定」を提案します。


これについては。
白井一幸元ヘッドも、ご自身のブログで似たような指摘されていたようです(http://shirai90.ashita-sanuki.jp/e279011.html)。

交流戦を振り返ってみると、
後半戦巻き返しのために課題がはっきりとしたように思います。
試合終盤の逃げ切りができなかったこと。
ヒットが出ても得点につながらなかったこと。
僅差の試合に負け越していることです。
そのため今後のポイントは3つに絞られてきます。
一つは終盤の逃げ切りパターンの確立。
2つ目はチャンスでの得点力向上のための走塁。
そして3つ目は守備の再整備です。
その中でも1つ目の終盤の逃げ切りパターンを、
現在のように状況に応じて使い分けるよりは、
ある程度8回、9回の投手を固定する必要性を感じます。
ベンチワークで一番難しいのは投手交代ですが、
また準備をする投手にとっても難しいのは、
いろんな状況に応じて準備をすることです。
とくに宮西投手の安定感は抜群ですので、
打者の左右関係なくイニングを任せることと、
どのイニングに投げるのかを決めていおくことで、
身体的にも、そして精神的にも負担の軽減になります。
宮西投手の使いどころを決めると、
他の投手の役割もはっきりするのではないでしょうか。
役割分担を明確にしておくことは、
ベンチワークの迷いもなくなり、
起用する側も、起用される側もすっきりすると思います。

まさに「我が意を得たり」です。
「8回」とは明言されてはいませんが。


宮西の調子はバツグンですし、今みたいに「左打者だから使い、右打者だから替える」なんて使い方はいかにももったいないと思うのです。
梨田監督の「左右信仰」はどうにも理解できません。「左打者に対しては左投手有利」が絶対じゃないことぐらい、糸井の対左投手打率1つ取ってみても分かりそうなものなのに…。


交流戦も終わり。
いつまでもこのポジションに留まり続けることは危険だと思います。
この2連勝をきっかけに、少しずつ“借金返済”を果たし、まずは「クライマックス圏内」を目標に浮上していってもらいたいものです。


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