怒りモードから、少しだけ頭を冷やしつつ。

今日の敗戦。
痛いには痛いに違いはないですが。
それ以前の問題として、かなり深刻な事態になっています。


両チーム合わせて、それぞれ3つずつの、6死球
稀哲と陽が退場。稀哲は骨折だそうです。


「インを狙うのは作戦の1つだ」ということまでは理解できるのですが…。
それにしても…西武死球ちょっと多過ぎですよね?
オリックスとも揉めたことあるみたいですし。
昨年もこのカードで稀哲やられましたよね。信二だってついこの前西武戦で頭部に喰らったばかりなのに…。


厳しいところ狙うのなら。
コントロールミスは許されないはずです。
また、万が一当たってしまったのなら、謝れとまでは言いませんが、せめて帽子ぐらいは取るべきではないでしょうか(「野上投手も長田投手も帽子すら取っていなかった」という観戦者の証言があるので…。鵜呑みですので事実と相違があればすみません)。
こういう態度が積み重なって「遺恨試合」的なムードって生まれてくるのではないでしょうか。
少なくとも、我々日本ハムファンは、昨年の稀哲のことや、この前の信二のことは、まだ忘れてはいませんよ。


信二が頭に当てられた直後に藤田太陽投手のブログを荒らした人がいたと聞きましたが、そのような行為は論外。自分が読んだ限りは、藤田投手は当ててしまったことをしっかりと謝罪してましたし、ゲーム直後に誠意ある行動も取っていたみたいですし、そのような相手に対して義のない行動を取るのは本当のファンのすることではないと思います(日本ハムファンの行為ではないと信じたいですが…)。
ただ、ネットなどを見ていて、一部の西武ファンが「インを攻めて何が悪い」「武田久だって2つ当てただろ」と書き込みしていたのは、正直言ってあまり気分のいいものではないです。
こちらは信二に稀哲、2人もケガさせられたんですから。
西武の選手が死球でケガさせられたときに、対戦相手のファンが同じようなこと言ったらどういう気持ちになるかを考えてみるだけで、そんなこと普通は言えないと思うんですけど。


正直に言います。
自分個人としては、チーム全体としての西武に対してあまりいい印象は持っていません。
こういう出来事の積み重ねがあるので。
ただ、選手1人1人に対してはというと…決してそんなことはありません。
藤田投手はこの前の不幸な出来事を奇貨としてブログを読んで誠実な人柄に感銘覚えましたし、小野寺力投手は飼っているパピオンの「こりき」が可愛くて秘かに気になる存在でした。
同じリーグの対戦相手として、本来なら、切磋琢磨しつつ、互いの好プレーには称賛を送り合い、試合が終わればノーサイドの姿勢を持っていく…それがあるがべき姿だと思うのです。


とにかく。
これ以上の「遺恨」は御免です。
自分も、思うところはあるにせよ、これ以上は重ねて言うのやめようと思います。


明日はスッキリと勝ちを収めてもらいたいものです。
2番打者の離脱は痛いですけど。


久のサヨナラ負けについて、mixiなどで「いつまで久にこだわり続けるのか!」「早々にクローザー交代を!」という声を多数聴きますが、自分はかねがね言っているように「どんなに調子悪くてもクローザーは久で固定」論者なので、そういう意見は是としません。
今の久に何より必要なのは「失った自信を少しでも早く取り戻すこと」だと思うのです。みんなが叩くほど調子は悪くないと個人的には思うのですが。歯車が狂ったままで修正できていないだけで…。


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