恋焦がれて見た夢

横綱相撲でした、アパパネ
やっぱり強かった!


スタートも五分以上、道中は中段を余裕持って進み、外を回してスパッと抜け出す…ケチのつきようのない競馬です。2003年スティルインラブ以来7年ぶり、3頭目牝馬3冠が達成された瞬間でした。
今年の3歳牝馬はなかなかにタレント揃いで、それぞれ力を発揮していたと思うのですが…アパパネは桁が違いますね。鉄砲駈けしないウマなので初戦の敗戦は仕方なかったのだと思います。国枝厩舎の十八番「栗東長期滞在」で見事に立て直してくれました。天晴れです。蛯名正義騎手もこのウマを信頼して乗っていたのが伝わってきました。ナイスプレーでした。
次走はおそらくエリザベス女王杯になるのでしょう。ブエナビスタ天皇賞・秋に向かい、レッドディザイアが海外遠征で不在なら、このウマの前に立ちはだかる古馬牝馬はそうそういないのではないでしょうか。前走牡馬を蹴散らして京都大賞典GII)を制したメイショウベルーガぐらいでしょうか。まだまだこのウマの快進撃は続きそうです。


さて。
2着のアニメイトバイオ、これも終い勝負に賭けていい脚見せてくれました。ごっちゃんも意識的に追い出し遅らせてあえて内に進路を求めたのが功を奏しました。まあ…勝ち馬が強すぎたんですよね。それにしても…「前走後に疲れが出た」という報道は何だったのでしょうか。いや、「疲れが出た」こと自体は本当だったのかもしれません。あの軽い追い切りを見る限りでは。それでもこの結果ですから、ウマ本来の持つ力に他ならないのかもしれません。
3着のアプリコットフィズ、やはり春より1段パワーアップした印象です。「納得のいくレースはできた」とユタカが言っていたらしいですが、今後もっとよくなることを期待させられる内容でした。ただし、距離はこれくらいが限界かもしれません。
サンテミリオン…スタートで終わっちゃいましたね。やはりぶっつけの影響もあったのかもしれません。次走はこれ以上悪くなることはないと思うのですが…。


(仮想の)馬券勝負ですが。
見てのとおりです。最後の最後にアニメイトバイオを外したため大魚を逃しました。上位6頭のなかで実に5頭に印打ってたのに(5着の15番人気レディアルバローザ会心! でもそれと入れ替わりでアニメイトバイオ外してりゃ世話はない…)。
自分の見る目に間違いはなかったんです! …最後の最後で2着馬を切ってしまったことを除いては。どうも今年はこんなのばかりです。
遂に連敗街道は11まで伸びました。これだけの大型連敗、2007年朝日杯フューチュリティステークスから2008年安田記念までの12連敗以来です。次も負けると自己ワーストタイ。相性よくない菊花賞で巻き返しを図ります。


★★予想ははずれたけど…気持ちいいレースでした。人気blogランキング★★