この道を行く

トランセンドは強かった。いかにメンバーが揃ってなかったとしても、あれだけのラップをマイペースで刻んで逃げ切ったウマは強い、その事実に揺るぎはありません。
このウマの強みは何と言っても「自分の型を持っていること」だと思います。パシッとスタート決めて、外から他馬に並びかけられてもひるむことなし。「威風堂々の逃げ」と言ったら誉めすぎでしょうか? 「追う立場」から「追われる立場」に変わる来春以降が楽しみです。
グロリアスノア…少し見くびり過ぎてましたね。外枠だったので評価を下げたのですが、鞍上小林慎一郎騎手がうまく乗ったと思います。距離はやはり1,800mがギリギリ。最後の直線でうまく前が開いたのがラッキーでした。枠順が違えばもっときわどかったかもしれません。
シルクメビウス、最後はちゃんと伸びてるんですけど…この展開じゃ前は止まりません。最後は外を回り過ぎたように見えたのですが…安全策が裏目に出る形になってしまいましたかね。乗り方1つで3着ぐらいはあったかもしれないだけにもったいなかったように思います。
ヴァーミリアン…8歳馬ですしね。鉄砲でGIはさすがにキツかったのかもしれませんが、それにしても負け過ぎです。過去の実績だけで買いかぶらないようにしないといけないかもしれません。アリゼオは…「ダート適性」をウンヌンする以前の問題だったと思います。口を割って折り合い欠いていたのが全て。これじゃレースになりません。


(仮想の)馬券勝負ですが。
結果論ですが、馬券としては「トランセンド単勝」が1番の正解だったのかもしれません。350円もついたのだったら。見事なヒモ抜け。弁解の余地もありません。片目が開いたことで安心し切っていたのだとしたら、まだまだ甘いです自分。得意の阪神ジュベナイルフィリーズで巻き返しを狙います。


★★ジュベナイルフィリーズ、2007年から3連勝中。人気blogランキング★★