このまま時を止めかりそめ描いた絵の中へ

あの「芦毛の怪物」が“白い奇跡”を起こした有馬から、もう20年も経ってしまったんですね。
大勢のファンを魅了したあのウマが旅立っていったのも、今年の競馬界での大きなニュースの１つでした。
全ての人々が、祈りを込めて見守らずにはいられない年末のグランプリ、有馬記念の予想です。

◎７．ブエナビスタ
○１．ヴィクトワールピサ
▲14．ペルーサ
☆10．エイシンフラッシュ
△５．ルーラーシップ
△２．ネヴァブション

…６．ローズキングダムの出走取消は残念でした。実は自分、このウマに◎を打とうかと思っていたので。
軸としては、ブエナビスタは不動だと思います。少なくとも、馬券を外すことだけはないと思います。面白くもなんともない予想ですが、仕方ありません。当たってナンボですから。
相手としては「強い３歳世代」を中心に取りました。ヴィクトワールピサがどんどんよくなってると思います。2,500ｍという距離だけが心配のタネだと思います。
ペルーサは…後入れの偶数枠で本当によかったですね。まともに出さえすれば強い馬なんですが…今回も「やらかしてしまう」と、直線が短い中山だけにより致命傷になってしまうかと思います。逆に…これだけやったのに出遅れるようなら…もう「クセになってしまって治らない」と見たほうがいいでしょうね。
エイシンフラッシュ、前走ジャパンカップよりは状態いいと思います。切れる脚があるタイプだけに、一気に差し切りも夢ではないのですが…切れ味勝負で果たしてブエナに勝てるのかという疑問符も残ります。ルーラーシップ、間に合いましたね。鳴尾記念からのローテーションはイマイチ気に入りませんが、秋２戦目ならまあいいでしょう。
ブエナ以外の古馬はことごとく軽視しましたが…昨年同様に捨て置けませんでした、ネヴァブション。このウマ…もしかしすると「調教駈け」するタイプなのかもしれませんが、魅力十分です。中山巧者ですし、ごっちゃんが「前に行く」と宣言してるのも不気味です。あえて追加したいと思います。
昨年の覇者12．ドリームジャーニーですが…もう１つピンと来なかったんですよねえ。このウマにやられるとすれば「持っている地力にやられた」ときだけなのかもしれません。大外に入った長距離ランナー16．ジャミールも堅実なので気がかりです。
最後に…こういうファクターは滅多に予想の参考にはしないのですが、20年前と同じく４枠８番に芦毛のメイショウベルーガが入ったのがすごく気になります。状態もいいようですし。ただ…このウマ、勝ち鞍７勝のうち５勝が京都なんですよね。中山初めてですし、ここでは気になりつつも消しです。
（仮想の）馬券勝負ですが、前週同様に馬連＋３連単のコンボでいきます。馬連７．から１．２．５．10．14．へ５頭限定ながしを2,000円ずつ、３連単７．から１．２．５．10．14．軸１頭マルチ（組合せ数60）を100円ずつ、同じく３連単７．から１．２．５．10．14．軸１頭１着ながし（組合せ数20）を200円ずつ、さらに３連単７．から１．２．５．10．14．軸１頭２着ながし（組合せ数20）を200円ずつ、計24,000円で。

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