俺たちの時代

オークスでJRA史上初めてのGI1着同着が飛び出した今年。
最後の最後に、とてつもない大接戦の結末となりました。
またも、2cm差の写真判定ですか。


体勢的にはブエナビスタ優勢に見えたのですが。
僅かにヴィクトワールピサが残っていました。
そう、11年前、スペシャルウィークのほうが有利に見えたのに、写真判定の結果がグラスワンダーになったのと同じように。


超スローペースが全てでしたね。
そして、それを読み切って早め先頭に立ったミルコの勝利だったと思います。
ブエナは…結果論ですが、位置取りがほんの少しだけ後ろ過ぎたということなのでしょう。東京コースならあるいはそれでも差し切ることができたのかもしれませんが、直線短い中山でしたし。スミヨンはあまり責められないところですけど。


レースに「たられば」は禁句ですが。
もしも、メンバー中1頭でも豪快に大逃げを打つウマがいたとしたら、こんなレースにはならなかったと思います。
勝ったヴィクトワールピサは2,500mは多分ギリギリ、しかも切れる脚があるタイプではありません。スパッと後ろから来るウマにやられていたに違いありません。おそらくブエナが勝っていたでしょうし、ペルーサだって最後もっと切れたと思います。
ペルーサのことが出たのでついでに。今回はちゃんと出られましたね。その分前に行く形になって、最後にもう1つ切れなかったのは皮肉でした。ただ…こういう競馬ができたこと、必ず来年以降につながっていくと思います)


負けてなお「ブエナ強し」を思い知らされたレースでした。
それだけは間違いない。
後ろから追い込んで掲示板に乗ったのブエナだけでしたし。あのレース展開考えたら驚愕としかいいようがありません。


さて。
(仮想の)馬券勝負です。
レース前にさんざん「今回はブエナと3歳2頭で決まり!」と吹いていたくせに…トゥザグローリーは消してしまっていました。秋はずっと短いところ使っていたウマでしたし、距離長いと思っていたんですよ。でも…よくよく考えてみれば、お母ちゃんは2001年このレースで3着、オークスでも2着、勝ったエリザベス女王杯は2,200m…と血統的には全然不安なかったんですよね(お父ちゃんもダービー馬ですし)。不覚。あたら6万馬券を取りそこなう形になりました。まあ馬連取れただけよしとしないと(回収率45.8%)。今年は最後まで歯車噛み合わないままでした。ユタカみたい(笑)。


馬券勝負の決算ですが。
結局、今秋は「降着の結果大勝したジャパンカップだけが黒字」という、1勝10敗の大敗になりました。
収支面においても、下半期で157,930円、年間トータルでは270,450円(3勝19敗)という記録的大赤字です*1
全ての面において「詰めの甘さ」に泣き続けた1年でした。予想面においては方向性はあながち的外れではないので、2011年はもう少し馬券の精度を上げることに努めたいと思います。


最後になりますが。
この有馬記念、実に久しぶりにリアルに馬券を買いました。
といっても…小遣いの範囲内ですから、全然ちょびっとでしたが。


弊ブログにアップロードした買い目から、3連単はあえてオミットして。
↓固く、ブエナからの馬連ながしで5点のみ。

…結果的に、これが功を奏した形になりました。
リアル馬券では白星。
が! 黒字は僅か250円のみ! これじゃ換金に行く交通費で足が出ちゃいますよ(苦笑)。東京とか横浜に出るついでに換金しないと…ですね。まあ黒字になっただけよしとしないと。


★★最後の最後にいいレース見られたことは救いでした。人気blogランキング★★

*1:そりゃ記録的大赤字にもなりますよ。今秋10敗のうち「トータル赤字だったけどいくらか回収できたレース」も僅かに2つ(エリザベス女王杯有馬記念)だけでしたし。