桜の木になろう

まずは、1番人気のホエールキャプチャから。
戦前の予想通り、4コーナーでは安全策で外を回してきました。16番枠では致し方ないところです。内に行って前が詰まったら取り返しがつかなくなってしまいますから。
が…やはり「安全策」ではあっても、ロスがあったのは否めないですね。乗り方自体はセオリー通りで責められないところですが、結果として勝ち馬に屈したのはコース取りが終始外、外とならざるを得なかった部分によるところが少なくないと思います。外枠、キツかったですね。
負けてなお強い内容でした。ただ、個人的には「マイル前後がベスト」だと思っているので、オークスでは慎重に取捨を決めたいと思っています。
枠に泣かされたのは◎の3着トレンドハンターもまたしかり。上がりの脚は鋭かったのですが、もう少し枠が内だったら…違った結果になったのかもしれません。ホエールキャプチャと対照的に、こちらは距離が延びてよさそうですし、オークスでも狙ってみたい1頭です。


勝ったマルセリーナ
鋭い脚があるのは分かっていました。上位には確実に喰い込んで来ると思っていたのですが…着差以上に「完勝」という印象を受けました。
全ては「あえて内を突いた安藤勝己」にあるのでしょう。スポーツ報知に掲載されていた松田博資調教師のコメントに「鞍上には『4コーナーでぶん回すな』とだけ言うつもり」とあった通り、内を突いて、しかも前が開いたのが、2着、3着馬との決定的な差になったと思います。一歩間違ったら「脚を余して大敗」もあったところですが…うまくいきました。距離は延びても不安はなさげですが、上位馬は実力拮抗の様相なので、オークスも引き続き混戦模様になると見ています。枠順や展開によっては、レース結果がガラガラポンになっても不思議はないところです。
そして、このマルセリーナの勝利が、ディープインパクト産駒のGI初勝利となりました。予想していたよりは案外早かったですね。やはり、種牡馬になっても「持ってる」ウマなのでしょうか。


他のウマのなかでは、逃げて5着に粘ったフォーエバーマークの善戦は讃えたいと思います。直線向いたところで一瞬夢を見ましたよ。やはり自分の形に持ち込むことができれば力を発揮しますね。


(仮想の)馬券勝負ですが…トリガミ。1着〜3着がみな上位人気馬だったこともあって、回収率98.25%、僅か650円に泣くことになりました。まあ…仕方ないです。馬連3連単で勝負してたらもっと回収率悪かったでしょうし。残念ですが、今年3戦目にして初めて(仮想の)リターンを手にすることができたわけですから、前向きに捉えましょう(←と自分に言い聞かせている…)。


★★満開の桜と対照的な自分の結果でした。人気blogランキング★★