さつき待つ花たちばなの香をかげば昔のひとの袖の香ぞする

東日本大震災の影響で。
皐月賞は実に23年ぶりに東京競馬場での開催となりました*1
中山と違って、直接の長いコース、改修されたとはいえいまだに若干外枠不利な東京2,000m、さらに前日の大雨による馬場悪化がどう影響するのか…検討のタネは尽きません。
クラシック第1段は混迷模様、皐月賞の予想です。

◎5.ナカヤマナイト
○4.サダムパテック
▲7.ロッカヴェラーノ
☆6.ダノンミル
△16.トーセンラー
△12.オルフェーヴル
△17.プレイ
△2.ダノンバラード

…今年は東京開催であること、開幕週であること、馬場も渋ったこと――当然ながら、この3つを予想のファクターとして加味した印にしました。
東京2,000mはやはり今でも内枠有利です。そして、開幕週、さらに重馬場ですから、前目で競馬ができるウマが有利であると思います。
となると、人気2頭、サダムパテックナカヤマナイトの2頭は揺るぎなしだと思います。それでもあえてナカヤマナイトに◎を打ったのは、18頭中最高と言っても過言ではない追い切りにシビれたからです。何より…7戦して1度も複勝圏内を外していない安定性も魅力です。鞍上のヨシトミ先生がクラシック未勝利なのは気になるところですが…下手な騎手ではないので心配はいらないでしょう。
サダムパテックが○です。連軸としては信頼性高いところです。鞍上が追える騎手なのも強みではないでしょうか。
▲にはあえてロッカヴェラーノを抜擢しました。前に行くとしぶといこのウマ、開幕週、重馬場ということで「前残り」があるとすれば…真っ先にこのウマを挙げずにはおけません。
ダノンミル、これも状態悪くありません。馬体がどれだけ戻るかがカギでしょうね。
トーセンラー、外枠引いてしまった分だけ値引きしましたが、このウマもいいですよ。持ったままで先着した追い切りも文句なしでした。オルフェーヴルは折り合いがポイントになりそうです。
これまた前に行きたい1頭のプレイ、復興への「祈り」という馬名に引っ掛けて抜擢したわけではありませんが、このウマも「前残り要員」です。前走の負け方は不可解ですがラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GIII)勝ちの実績は侮れないダノンバラードまで押さえます。
(仮想の)馬券勝負ですが、今回もワイドでいきます。4−5を4,000円、4.5.6.7.の4頭ボックスを500円ずつ、さらに5.から2.12.16.17.への4頭限定ながしを500円ずつ、4.から2.12.16.17.への4頭限定ながしを500円ずつ、さらに2.4.5.6.7.12.16.17.の8頭ボックスを500円ずつ、計25,000円で。当たりは小さくとも、まずは手堅く今春初勝利を目指します。


★★混戦模様で、自信はないんですが…。人気blogランキング★★

*1:1988年。そのときの勝ち馬はドクタースパート。ちなみに、シンザン(1964年)やトウショウボーイ(1976年)が勝利を収めた皐月賞東京競馬場で開催されたものでした。